6月は授業公開週間です(その4)

3年生 古文の元井先生の授業です。
ペアワークで予想・相談・確認・発見などをテンポよく行う授業を紹介します。

 先生「ここの意味はどうなるかな、左の人は右の人に伝えて」
 先生「次の意味は、今度は右の人が左の人に伝えて」
 先生「**、これを文法書で調べてみて」
 先生「調べ終わったら、二人で確認して」
次から次に先生からの指示が出ます。
生徒は休む暇もなく、次から次へと相談、確認していきます。

生徒からは「ああ、そうか」、「そういうことか」と、気づきの声が出てきます。
生徒間では間違いを臆することなく自分の予想や考えを伝え合います。
話しているうちに新たな気付きが生まれます。

先生が仲介役となり、ペアワークから教室全体へ、対話がテンポよく進みます。
「それはつまりどういうこと?」「前に出てきたアレ、どうだった?」「どこに載ってる?」
先生の問いかけに一人ひとりがしっかり反応し、探したり考えたりしています。

先生の板書は、基本的に生徒から出てくる(引き出した)言葉をつなぎ合わせたもの。
自分たちの言葉がポイントを抑えながら整理されていく様子に、学ぶ意欲も上がります。

緊張・・・フィールドワーク アポ取り!

 6月15日(水)総合的な探究の時間に、1年生がフィールドワークの予約電話をかけました。1年生は6月22日(水)を中心に、チームで決めた探究のテーマについて直接話を伺うためにフィールドワークに出かけます。「地域の方を囲む会」に来てくださった市役所や役場の方々、自分たちで調べた企業などに、直接電話をかけました。自分たちの探究テーマをうまく説明できるように事前にチームで相談しました。

「これも聞いてみたいなあ。」「こう言われたらどうする?」

「電車で行くから、何時ごろに行けるかな?」

電話をかける前には質問内容を考え、チームのメンバーや担当の先生と電話のやりとりをシミュレーションをし、準備万端。いよいよ電話をかけます。

私たちの探究のテーマは・・・
フィールドワークに行く時間は・・・

 メモや探究活動をまとめた「ひたぶるノート」を見ながら電話をかけました。スマホの扱いには慣れている生徒ですが、電話をかける機会はめったにないので、とても緊張していたようです。「緊張した~~~。もう少しうまく話せるつもりだったのに。悔しい!」「めっちゃ緊張したけど、楽しかった。」「いいですよと、とても気さくに対応してもらえて良かった。」などといった声が聞かれました。急な電話にも関わらず、丁寧に対応してくださりありがとうございました。

 次回は、いよいよ多くのチームがフィールドワークに出かけます。高校生の私たちができることを考えて、疑問を深堀りし、探究活動を続けていきます。ぜひ、今後ともご協力をお願いします。

1年生進路LHRを実施しました!

 去る6月10日(金)7限、1年生は進路のLHRを行いました。テーマは2学期の文理選択をにらんだ、大学・学部・学科調べの学習です。この学習をもとにこの夏休みに大学などのオープンキャンパスへの参加を目指します。
 生徒諸君は、まず担任の先生方から各種資料を受け取り、学習のねらいなどを聞きました。そして各自、自分の興味・関心のある分野から、文系・理系を考えつつ、調べに取り組みました。将来がまだあいまいな生徒は、自分に合いそうな学部・学科を資料から考えて行きます。また、進路がある程度定まっている生徒は、Chromebookを用いて大学の学部情報などを検索・情報収集に努めました。短い時間ではありましたが、進路を考える良い機会になったと考えます。

野球部マネージャーの工夫

暑い夏がやってきます。

水分補給に気をつかっています。

ペットボトルに穴をあけ、下の水タンクに水を移す。

毎日、水を汲む野球部のマネージャーの工夫です。

マネージャーの声

「選手の健康管理に気を付けています。選手一同、夏の大会の勝利を目指して練習をしています。熱中症にならないよう気をつけています。」 

6月は授業公開週間です(その3)

2年生 英語の西崎先生の授業です。

クロームブックの活用、ポピュラーソングを使った英語の授業、目新しさ満載の授業を紹介します。

授業の最初はクロームブックを使って単語のテスト、 あっという間に採点をして生徒へ返却。生徒も昨年からの取組なので手慣れた様子でやっていました。

      提出されたノート

その後、予習の状況のノートを写真に撮って提出します。西崎先生は、時々、ノート点検を抜き打ちで実施し、生徒の普段の状況を確認しています。クロームブックのトラブルがあった生徒への対応も西崎先生は手慣れたものでした。生徒も昨年からやっている方法なので随分と慣れたものです。


提出されたノート ↓↓

中間考査後の授業で、新しい内容です。授業でもICTを活用した授業、現在起きている世界の状況や世の中の状況も触れる授業、ペアワークも取り入れる授業、さらに、常に英語の活用を意識した授業です。

生徒が発言すると、生徒の机に行き、記録の判子をノートに押す、これも日頃の授業中の様子を評価する方法として、その場で判子を押し、ノート提出時にその数を数える。どれだけ発言をしたか、生徒の主体性を生む授業です。

西崎先生は、英語の歌を授業に取り入れ、英語の歌で言い回しや文法などを教えています。

6月の新曲はビリージョエル 「honesty」。この授業は歌の上手い下手でなく、発音が正しいかどうか、声が出ているかどうかを見ていると生徒に伝えています。聞いて歌うだけでなく、1フレーズごとに一緒に歌いながら、歌い方や発音の指導も行われています。接触節の復習として「thatの省略がある、どこかわかるか」、関係代名詞whatの語順の復習など、文法事項も確認していました。


生徒も熱心にメモをとっていました ↓↓

生徒の声

「英語の歌を取り入れた授業は、リズムで英語が覚えられるので大変好きな授業です。」