本日、12月28日(水)瀬戸高校では、3学年全ての補習が終了しました。ご家庭におかれましても、この一年間勉強に、部活動にと学校生活において「ひたぶるに」頑張ってきたお子様に、温かいお言葉をかけていただければと思います。
今年も残すところ、あとわずかとなりました。2017年、お子様にとって、さらに飛躍の年となるよう、教員一同努めて参りたいと思います。何卒よろしくお願いいたします。
12月19日(月)に瀬戸高校の卒業生である岡山大学大学院生(工学専攻)が母校を訪問され、2年生の理系生徒と1・3年生の希望者を対象に「工学部では何を学び,どのような道に進んでいけるか。」についてのプレゼンテーションや,対話形式でのディスカッションを行っていただきました。
参加したくださった岡山大学の学生・先生
○岡山大学大学院自然科学研究科電子情報システム工学専攻
楠見隆行 さん
○岡山大学大学院自然科学研究科産業創成工学専攻
平木英治 教授
楠見さんには高校時代の思い出や勉強方法,現在の研究テーマについて,平木教授には大学・学部を選択するときのポイントや工学部と社会の関わりについて説明していただきました。
参加した生徒の感想
高校生の時の勉強方法などがとても参考になり,自分の好きなことをはっきりさせ,やりたいことのできる学部に進むことが大切だということが印象に残った。改めて自分自身の進路選択についてじっくりと考えてみようと思う。
12月16日(金)6・7限に、本校体育館にて,2年生全員を対象に,主権者教育を実施しました。本校の地理歴史・公民科担当,則武教諭が、「見識ある主権者になるために、今私たちに出来ることとは何か」について、具体的な実例やグループワークを交えながら、分かりやすく話をしました。生徒達は、国民として政治に参加することの意味と重要性を知り,新たに選挙権を持つ主権者としての心構えを学ぶことができ、大変貴重な時間となりました。
生徒の感想
・しっかりと社会の関心や知識を持って、代表者を選びたいと思う。自立した人間になれるよう頑張りたい。そのためにも自分から行動を起こしたいと思う。
・「日本人は、自分以外に関心が無い」ということが、班の話し合いの中からも痛切に伝わってきた。能動的に話を進めることができる人が重要だということがよく分かった。
・「主権者になる」ということは、遠いことのように感じていたけど、結構すぐ来てしまうなと思った。「私的な私」と「公的な私」の立場で、物事を考えられてないなと思う。メンバーに共通する利益を考えることをしないと、国、平和な環境を作ることができないと感じた。
・自由と平和は先人達の遺産であるという言葉は、その通りだなと思いました。昔の人は、ずいぶん頑張ったんだろうなと。そのバトンは、私達が繋いでいかないと、未来の歴史書に「2017年の人類は、怠惰を最上の物にしていた。」と書かれてしまうのかと思いました。18歳になったら選挙に行こうと思います。
本日12月22日(木)、瀬戸高校では、2学期の終業式が行われました。式に先立って行われた表彰式では、弓道部、ホッケー部、ソフトテニス部、バドミントン部、書道部など多くの部活動が優秀な成績をおさめました。
終業式では、校長の式辞の中で、変化の時代に求められる資質について、ノーベル生理学・医学賞の受賞者である大隅良典教授の研究や受賞に至った経緯など、スライドを用いながら丁寧な紹介がありました。式後には、赤磐警察署生活安全課の浜野さんを講師としてお招きし、防犯教室が実施されました。生徒にとっても身近なSNSでの犯罪について、具体例をスライドと共に詳しく説明していただきました。
明日より、冬休みに入りますが、1・2年生は28日(水)まで補習、3年生は補習にファイナル模試とまだまだ学習は続きます。一年も残りわずかとなりましたが、生徒と共に、これまでの学習を振り返りながら、さらに充実した内容にして参りたいと思います。何卒よろしくお願いいたします。