「S☆ラボ」から「D☆ラボ」へ(2年次 総合的な探究の時間)

 2年次生は、12月に実施したクリスマスのセト☆フェスで「S☆ラボ」の最終プレゼン発表を行いました。3学期の総合的な探究の時間では、チームでの探究活動をまとめ、2年間の学びを振り返ったうえで、個人での探究活動「D☆ラボ」に入っていきます。

 D☆ラボ初回の1月11日(木)7限には、D☆ラボに向けた校長先生からの話がありました。「D☆ポイント10」として、これまでの探究活動で得た学びを整理するポイント10個が紹介されました。

 生徒は、紹介されたポイントに沿って、さっそく自分自身の探究活動を振り返り、熱心にGoogleドキュメントに入力していました。「言葉にするのはむずかしいけど、頑張りたい。」「文章としてまとまらない。」など苦戦する姿も見られましたが、みんな黙々と入力していました。ポイントが10個あることで、書きやすいところから書くことができていました。

 自分が今一番興味関心をもっていること、これから学んでみたいことを言葉にして、自分の言葉で語れるようにしていきます。

クリスマスのセト☆フェス!

12月21日(水)「クリスマスのセト☆フェス」で1・2年生は総合的な探究の時間で行ってきたこれまでの探究活動の成果を発表しました。今年のテーマは「期待を超える」です。

1・2年生ともに発表の態度・活動の内容・まとめ方、どれにおいても「真夏のセト☆フェス」より成長が見られました。特に2年生は、自分たちが楽しむのはもちろん、視聴者を巻きこんだプレゼンを行うなど聞き手側を楽しませる工夫があり、たいへん素晴らしい発表でした。

1年生ジャムボードセッション発表
2年生プレゼンセッション発表

2年生の代表セッション発表では、「あんた疲れとんじゃねん?」「昆虫をムシするな」というタイトルで2組が発表し、岡山大学副理事 教育推進機構 准教授 吉川幸氏とSocial Animal Bond 代表 青木純一氏に講評していただきました。また、法政大学キャリアデザイン学部 教授 児美川孝一郎氏にセト☆フェス全体について講評していただき、1・2年生の発表についてお褒めの言葉をいただきました。

2年生代表セッション発表①「あんた疲れとんじゃねん?」
2年生代表セッション発表②「昆虫をムシするな」

セト☆フェス後には「セト☆トーク」、午後からは「大人のセト☆トーク」を開催し、環太平洋大学副学長 国際・教養教育センター長 小川正人教授と山陽学園大学総合人間学部生活心理学科 藤田依久子准教授をお招きし、本校卒業生と在校生を交えてのトークセッションを行いました。本校生徒も教授たちに怯むことなく自分の考えを堂々と発言していました。

「セト☆トーク」
「大人のセト☆トーク」
児美川孝一郎教授のご講演
「大人のセト☆トーク」シェアタイム

〇✕クイズで 楽しく 文理選択

 6月29日(水)、1年生の総合的な探究の時間に、「進路探究」を行いました。今回は、〇✕クイズに挑戦しながら、楽しく、文理選択について学びました。3~4人で1チームとなり、〇✕を選択します。問題は、教室のスクリーンに映り、チームの回答はJamboardで行いました。チームで話し合いながら〇✕を選び、Jamboardの付箋を移動させて回答します。

 正解が出るたびに、「えー、そうなんじゃ~。」「知らんかった。」「やっぱりな。じゃと思った~。」教室のあちらこちらから声があがっていました。全部で15問、全問正解したチームは1チーム!すばらしい♪

 全体での説明が終わった後は、各クラスでの活動となりました。担任の先生の体験談に耳を傾けていました。周りのいろんな人に聞いてみるのもいいですね。

 でも、何より「自分の道」です。しっかり、自分のなりたい職業・学びたい学問・興味のある大学について、たくさん調べて文理選択をしましょう。保護者の方ともしっかり相談しましょうね。応援していますよ。いつでも相談してください。

〇✕どうする?
画面を見つめて 答えに興味津々

いよいよ、フィールドワークへ!

 6月22日(水)総合的な探究の時間に、1年生の多くのチームがフィールドワークへ出発しました。出発前の教室では・・・

「誰が質問する?」「・・・僕が。」「じゃあ、私が記録ね。」「あらかじめ質問書いておこう」

「担当の方の名前は?」「メモどこいった?」「どこで待ち合わせだっけ?」「何時の電車だった?」

準備に余念がありません。アポを取るのも緊張したけれど、実際に伺って話を聞くのも、やっぱり緊張しますね。暑いので水分補給してお互い声を掛け合いながら、さあ、出発です。

後日、フィールドワークに行くチームは、まだまだ準備中。図書室から本を借りて来たり、ホームぺージで調べてみたり、することがたくさん。でも、なんかみんな楽しそうです。

看護師に必要な力 私たちができること

 6月21日(火)放課後、長島病院の看護部長の岡田裕美子先生をお招きして、看護の出前講座が行われました。看護師志望の人や看護に興味がある人など、12名が受講しました。実際に働いている先生から直接話を聞くことができ、大いに刺激を受けたようです。受講者の感想を紹介します。

笑顔 コミュニケーション メモ

・笑顔で一人ひとりの患者さんと接することが大切だと学びました。患者さんに笑顔で接するためには、まず自分の体調にも気をつけて生活することが大切だと知りました。

・患者さんの肌に触れて体調を確認することは大切なんだと感じました。

・看護師さんたちが、子育てと仕事の両立ができるように病児保育に力を入れていることがすごいなと感じ、私も将来そういった職場に就きたいなと思いました。

・コロナの影響による医療の現場についてたくさんのお話が聞けて良かった。

・看護師の魅力や思い出に残っていることを知ることができて、やっぱり看護師になりたいと思いました。日頃からたくさんの人とコミュニケーションをとり、あいさつなどをして今からでもできることをやっていきたいなと思いました。

 岡田先生の経験にもとづく多くのことを教えていただきました。看護師になりたいという思いをより一層強くしたようです。岡田裕美子先生、ありがとうございました。