6月は授業公開週間です(その4)

3年生 古文の元井先生の授業です。
ペアワークで予想・相談・確認・発見などをテンポよく行う授業を紹介します。

 先生「ここの意味はどうなるかな、左の人は右の人に伝えて」
 先生「次の意味は、今度は右の人が左の人に伝えて」
 先生「**、これを文法書で調べてみて」
 先生「調べ終わったら、二人で確認して」
次から次に先生からの指示が出ます。
生徒は休む暇もなく、次から次へと相談、確認していきます。

生徒からは「ああ、そうか」、「そういうことか」と、気づきの声が出てきます。
生徒間では間違いを臆することなく自分の予想や考えを伝え合います。
話しているうちに新たな気付きが生まれます。

先生が仲介役となり、ペアワークから教室全体へ、対話がテンポよく進みます。
「それはつまりどういうこと?」「前に出てきたアレ、どうだった?」「どこに載ってる?」
先生の問いかけに一人ひとりがしっかり反応し、探したり考えたりしています。

先生の板書は、基本的に生徒から出てくる(引き出した)言葉をつなぎ合わせたもの。
自分たちの言葉がポイントを抑えながら整理されていく様子に、学ぶ意欲も上がります。