オンラインフィールドワーク 岡大の岡安先生がズームで実験をしてくださいました!

 今日は岡山大学、岡安光博先生による、ズームで実験を行う、という初めての試みです。テーマは「金属材料の面白さを知ろう」。受講生には事前に実験用の金属が配られました。

このようなセットが事前に配布されました

 まず金属線をライターで熱し、熱伝導率の違いを実感する実験から。金属によって、持つ指が熱くなるまでの時間の差を実感しました。

金属によって熱くなるまでの時間が違いました

 まずは実験によって体感してもらった後、その理由について丁寧な説明がありました。それによって、生徒たちの理解が深まったようです。

 さらに、金属による曲げやすさのちがい、形状記憶合金について、材料の変形等様々な実験を行い、そのたびオンライン上の生徒たちからも「おーー!」という歓声が上がりました。

「工学や金属についての講義はあまり受けたことがなく、とてもいい経験になった。これから化学の授業をこれまで以上に頑張ろう、と思った」という感想を寄せてくれたのは3年生の中山暢介君。

 同じく3年生の長島壮汰君は「実験一つひとつが楽しかった。実験では、自分の目で見て、触れて、実感があってよくわかった。今まで特に金属に注目したことはなかったが、身近にこんな楽しい世界があるんだ、という新しい発見があった」という感想を述べてくれました。

  岡安先生は生徒の知的好奇心を刺激してくださり、岡大に来てください、というメッセージもくださいました。とても興味深い講義を、どうもありがとうございました。

 一連のオンラインフィールドワークは今日で一段落ですが、瀬戸高校では今後も、様々な取り組みを進めていきます。

オンラインフィールドワーク 赤磐市長に御講演いただきました

 今回の一連のオンラインフィールドワーク3日目は、友實武則赤磐市長の登場です。たいへんお忙しい中、わざわざ時間を割いてくださいました。友實市長は瀬戸高のOBでもあり、母校を応援したい、という思いのあふれたお話をいただきました。

 本日のテーマは「afterコロナ 地域・赤磐市の未来」でした。コロナのために経済的に苦しい思いをしている市民に対する支援について、今後の見通しについて、市の取り組み等を具体的に紹介してくださいました。参加した生徒たちからは「とてもよくわかった」「具体的な内容がわかって勉強になった」等の感想が寄せられました。

 瀬戸高生は「総合的な探究の時間」に地域の課題に取り組んでいる者も多く、質問のコーナーは、市の取り組みへの提案もあったり、かなり突っ込んだ、中身の濃い内容になりました。友實市長はたいへん真摯に耳を傾けてくださり、提案や質問に対して誠実に答えてくださいました。その誠実な対応からも学ぶことが多かったと思います。

 最後に瀬戸高生に対するメッセージをいただきました。

「コロナで、今様々な問題が起こっている。SNSによるバッシングなどもその一例だが、瀬戸高生は思いやりを持って行動してほしい。瀬戸高生としてのプライドを持ち、多くのことを学んでほしい。みんな、がんばれ!」

 友實市長、どうもありがとうございました。

友實市長の誠意あふれるお話しぶりに感動しました