オンラインフィールドワーク 岡大の岡安先生がズームで実験をしてくださいました!

 今日は岡山大学、岡安光博先生による、ズームで実験を行う、という初めての試みです。テーマは「金属材料の面白さを知ろう」。受講生には事前に実験用の金属が配られました。

このようなセットが事前に配布されました

 まず金属線をライターで熱し、熱伝導率の違いを実感する実験から。金属によって、持つ指が熱くなるまでの時間の差を実感しました。

金属によって熱くなるまでの時間が違いました

 まずは実験によって体感してもらった後、その理由について丁寧な説明がありました。それによって、生徒たちの理解が深まったようです。

 さらに、金属による曲げやすさのちがい、形状記憶合金について、材料の変形等様々な実験を行い、そのたびオンライン上の生徒たちからも「おーー!」という歓声が上がりました。

「工学や金属についての講義はあまり受けたことがなく、とてもいい経験になった。これから化学の授業をこれまで以上に頑張ろう、と思った」という感想を寄せてくれたのは3年生の中山暢介君。

 同じく3年生の長島壮汰君は「実験一つひとつが楽しかった。実験では、自分の目で見て、触れて、実感があってよくわかった。今まで特に金属に注目したことはなかったが、身近にこんな楽しい世界があるんだ、という新しい発見があった」という感想を述べてくれました。

  岡安先生は生徒の知的好奇心を刺激してくださり、岡大に来てください、というメッセージもくださいました。とても興味深い講義を、どうもありがとうございました。

 一連のオンラインフィールドワークは今日で一段落ですが、瀬戸高校では今後も、様々な取り組みを進めていきます。