11月17日(日)に倉敷市民会館で行われた『第43回バンドエスティバル』に出演しました。
昨年度も一緒に合同演奏をした,邑久高校・和気閑谷高校・備前緑陽高校に加え,瀬戸南高校を合わせた5校,約50名による合同バンドを結成し,10月27日(日),11月10日(日)の2回の合同練習を経ての本番でした。
各校から演奏したい楽曲を募り,顧問同士で相談を重ねた結果,今年度の演奏曲は,夏に公開され大ヒットした映画から4曲がメドレーとなっている『「天気の子」コレクション』と,吹奏楽では定番中の定番となっている人気曲『宝島』の2曲となりました。
2曲ともにソロ部分があり,『「天気の子」コレクション』ではフルートとアルトサックスのきれいなソロの掛け合い,『宝島』ではアルトサックスのかっこいいソロを瀬戸高校の生徒が担当しました。
特に『宝島』アルトサックスのソロは難しく,また人気曲というだけあってとてもやりがいがあります。苦戦しながらも,かっこよく決めるため練習に励んでくれていました。
合同練習の様子
1回目の合同練習では,パート練習を中心に行いました。各パート,はじめこそ緊張した様子でコミュニケーションをとっていましたが,笑顔で練習に取り組んでいました。
2回目の合同練習では,主に合奏練習を行いました。タイミングをそろえることやアーティキュレーションを統一することなど,細かい合わせや曲の表現を意識した雰囲気づくりに取り組みました。
いつも一生懸命に練習に取り組んでいる部員たちではありますが,合同練習での表情は真剣で,各校刺激しあっていることがよくわかりました。


本番での様子・部員の感想
本番前のチューニング室では,緊張した様子はなくリラックスして最終調整をしていました。また本番では,各校練習してきたことを楽しく表現できたのではないかと思います。
〈部員の感想〉
・他校の皆さんと,得意な部分や苦手な部分の話をしたり,それぞれの部活についての話をしたりすることができ,良い交流の機会だった。
・バンドフェスティバルならではの大人数での演奏はとても楽しかった。また。他校の人との練習で,自分も頑張ろうと刺激を受けた。
・普段とはちがうメンバーと一緒に力を合わせて演奏できて,楽しかった。特に「宝島」では音がそれぞれしっかり出ていて気持ちよく演奏できた。
・高音の繰り返しがあったり,普段あまり出さない高音に挑戦したり,難しい部分も多かったが,2曲を通して演奏技術がかなり磨かれたような気がした。本番では練習の成果が出せず少し悔しい想いがあるので,できればいつかまたこの曲にリベンジしたい。
・初めての合同ステージで,緊張と不安でいっぱいだったが,合同練習を通して楽しんで演奏することができ,とても良い経験になった。これからも演奏できることに感謝しながら,練習に励みたいと思った。

