1年生セト☆ラボ講演会

5月30日(水)7限,1年生のひたぶるタイム(総合的な学習の時間)で,山陽新聞社より水嶼佑香様を講師にお迎えし,「受けとる力・伝える力・つながる力」と題して,講演会を行いました。

本校では,6つの力「受けとる力・伝える力・つながる力・考える力・見つける力・より良くなろうとする力」を「生徒につけたい力」として掲げ,それらの力を育む教育を実践しています。本日の水嶼先生のご講演では,そのうちの3つの力にフォーカスし,相手の話は感情を大切にして最後まで「受けとる(聞く)」,相手の頭に情景が浮かぶように具体的に「伝える」,これから様々な地域貢献活動をしていく中で生まれる地域の方々との関係をその場限りのものにしないよう「つながる」ことが大切であると,現役新聞記者としての豊富な取材・執筆のご経験を踏まえて語っていただきました。

生徒は真剣に耳を傾け,講演の終わりには水嶼先生に質問をして,有意義な時間を過ごすことが出来ました。

続いて,放課後に座談会が行われました。水嶼先生を囲んで,1~3年生の有志が日頃の取材活動や新聞ができるまでのプロセス,スマホや校則等について,さらには進路の悩みについて質問や意見を交わしました。水嶼先生は,「人生の分岐点を教えて下さい。」,「取材したいと思うネタはどうやって見つけるのですか。」,「憧れています。インパクトのある仕事をするにはどうしたらいいのですか。」,「進路に悩んでいます。なぜ法学部に進学されたのですか。」などの質問に誠実に答えて下さいました。普段の授業等では聞くことのない話に,参加した生徒は時に大きくうなずいたりしながら聞き入っていました。

 

講演会の様子

座談会の様子