2年生修学旅行 初日(4)

予定通り,白老ポロトコタン到着しました。アイヌ民族の文化について勉強します。

 

座談会 岡山大学・中富先生を囲む会

去る6月9日(金)放課後に、岡山大学法学部教授の中富先生を囲んでの座談会が行われました。今回の座談会では中富先生の他に3~4回生の学生7人の参加を得、瀬戸高校からは3年生5人、1年生2人が参加をしました。

まずは自己紹介です。名前と出身高校が紹介されました。学生さんの出身地は地元岡山3名に対し、残り4人は北海道に京都、香川、熊本と様々で、改めて岡山大学は全国から学生が集まる大学であることを実感しました。

そしていよいよ座談会です。座談会は、瀬戸高生が質問を出し、それに中富先生や学生さんが回答するという方式で始めました。さて、その瀬戸高生の質問ですが、実に多彩でした。受験勉強の仕方から始まって、部活動と勉強の両立の仕方、集中する方法、勉強場所などなど、これに対して、学生さんの体験もバラエティーに富んだものでした。合格を勝ち取った実体験は大いに参考になる貴重なお話となりました。また、法学部を選んだ理由や、法学部からの進路先、大学と高校の学びの違いなどについても話が広がりました。就職活動中の学生さんたちが、大学の就活支援などを交えてわかりやすく話をしてくださいました。

予定していた30分はあっという間に過ぎ、15分オーバーで、最後に記念写真を撮って散会しました。何人かはその後も残り、学生さんと話をするなど、有意義なひとときになったのではと思っています。

岡山大学法学部中富ゼミの学生さんたちによる授業

6月9日(金)1年生各クラスを対象に、岡山大学法学部中富公一教授とそのゼミ生によるモデル授業が行われました。授業は「その書き込み大丈夫?」という内容で、消費者教育・人権教育・情報モラル教育をあわせた複合的な学習内容を擁する授業でした。実際の授業は消費者としての書き込みからはじまって、ネットへの書き込みがどのような問題をはらむのかを、様々な視点から学びました。例えば、刑法第230条などの条文を具体的に読み、その法的意味まで考えていくというもので、大学の学びも垣間見える授業でした。その一方、5人前後のグループの席には1名の学生チューター(補助教員)がつき、丁寧な助言・指導をしてくれました。生徒の感想を読むと、「こんなに考えたのははじめて」「むずかしかった」という意見が多数寄せられましたが、むずかしいという感想の後に「でも、面白かった」「楽しかった」「勉強になった」という言葉も多数綴られ、学習が大変有意義であったことがわかりました。今後も機会があれば大学の学びを垣間見ることができる、授業を考えていきたいと思います。