瀬戸高校では，今週末５月１４日（土）に，２・３年生の希望者を対象にした駿台ハイレベル模試を行います。

駿台ハイレベル模試とは，その名の通り「ハイレベル」な外部模擬試験で，全国の医・歯・薬学部希望者や，岡大以上の難関大学（旧７帝大＋難関３大学（東工大・一橋・神戸））を第一志望とする受験生が，積極的に受検する模試です。したがって，問題の難度も高く，なかなか思うような点数が出ない模試でもあります。

点数が出なくてもむしろ「当たり前」の難しい試験ですから，点数自体が低くても，それほど気にすることはありません。むしろ「難しい試験に挑戦し続ける，お子様の強い心」を賞賛していただきたいと思います。諦めることはいつでもできます。しかし，受験の世界には，たとえ難しくても，難関大学向けの模擬試験問題に「触れ続ける」ことで身に付く「力」というものがあるのです。それを信じて，１年次から継続して挑戦し続けているお子様には，ぜひ励ましの一言をかけてあげて下さい。

毎日「ひたぶるに」机に向かい，自己の学力向上と自己実現を目指すお子様方の成長ぶりには，目を見張るものがあります。点数自体はもちろんですが，それ以上に，「前回から何点伸びるのか」を，我々教員一同楽しみにしております。

本日５月６日（金），瀬戸高校では，７限目に全学年LHR(ロングホームルーム)を行いました。

１年生は進路に関するLHRでした。各HR教室で，スタディーサポートの個票返却と資料の見方について説明をし，今後の「進学校における学習」の指針について，各担任から話をしました。生徒たちはメモを取りながら，真剣に耳を傾けていました。ご家庭におかれましては，お子様が持ち帰る個票をご覧いただき，お子様の将来の夢などについて語らいを持っていただければ幸いでございます。

２，３年生は交通LHRでした。

２年生では，ヒヤリハットの経験不足からくる不注意をはじめ，携帯メールをしながらの運転，夜間の無灯火などのルール違反からくる悲惨な事故に関するDVDを視聴しました。早朝や夕刻など，日常の通学路に潜む大きな危険や，自らが加害者となった場合の損害賠償，道義的責任の大きさなどについてしっかりと考えることができました。

３年生では，事故を目撃した時の救急対応や心肺蘇生などのハウツーに関するDVDを視聴し，自分が「いざという時と場所」に身を置き，無関心・無関係ではいられなくなった時，どのように対処すべきかを学びました。

こういった機会を，生徒たちそれぞれが，今一度自らの進路選択や，交通ルール遵守について考える好機ととらえてもらえれば，と思っております。

ご家庭におかれましても，折に触れて交通事故の恐ろしさや交通マナーなどについて話題にしていただければ幸いでございます。

何卒よろしくお願い申し上げます。

２年生交通LHRの様子