第1回高校生防災サミット開催!!(東岡山工業高校×瀬戸南高校×瀬戸高校)

1月30日(木) 第1回高校生防災サミットを本校で開催しました!!

瀬戸高校×瀬戸南高校×東岡山工業高校の3校が集まり,本校2年生の防災チームが中心となり,小学生を対象とした防災にの取り組みについて話し合いました。

「世界は切迫している。新しいことを始めるのには年齢は関係ない!!」というプレゼンから始まり,「小学生を災害から守りたい!避難所での課題を少しでも改善したい!」そんなリーダーの思いに,グループでの話し合いも次第に熱を帯びていきました。

話をしていくうちに,「防災ざぶとんマント?をつくったらどう?」とか「小学生は危険があると泣くからどうする?」とか「ハザードマップは小学生にはわからない。」とかいろいろな意見が出てきました。瀬戸南高校の生徒からは,「実は自分も今学校で,防災について計画していてる。」という話も出てきて,とても楽しそうに意見を交わしていました。

最後に,このサミットを企画した2年生のリーダーが「今日のサミットで、防災マントや小学生は危険になったら泣くとか,清潔なトイレとか,今まで自分たちだけでは考えられなかったことも出てきた。みんなで考えるとすごい!ぜひ第2回の防災サミットを開催して,みんなで地域に貢献していきたい!」という言葉でこのサミットを締めくくりました。

このサミットを開催するにあたって,中心となった2年生のグループには,いろいろな苦労がありました。

本当に開催できるのか?人は集まるのか?どうやってサミットを進めていけばよいのか?などなど。

普段の学校生活もありながら,ほんとに悩みは尽きませんでしたが,始めたころの不安そうな表情はどこへやら。また,本校3年生の先輩たちもグループ協議をファシリテートしてくれました。サミット後は爽快感にあふれるとても満足そうな表情でした。

高校生の成長はとても速いですね!

主権者教育を実施しました。

1月17日(金)6・7限に、本校体育館にて,2年生全員を対象に,本校の地理歴史・公民科担当,則武教諭が、「社会を見るための第一歩 2 公共性を考える」というテーマのもとで主権者教育を行いました。

講義の様子

今回は、「公共性」とは何か、なぜそれが現在トピックとなっているのか、など基本的な定義から現実の事例までを講義を聴きながら学びました。身近な事例の中に「公共空間・公共性」が存在していることを気づかせ、その中に常に存在している問題に積極的に取り組む姿勢を養うことが目的の1つです。

グループワークの様子

前回おこなった主権者教育では、社会を見るための第一歩として「公」と「私」と大まかに分けて考えましたが、それの延長で、さらに公共空間(公共性)という領域を考えました。生徒が近い将来公共の場に出て、自ら積極的にコミュニケーションが行え、主権者としての第一歩を踏み出せることを願ってのものでした。前回の延長で「公を考える私」の姿勢を崩さず、さらに社会の諸問題に目を見開いていけるよう班別学習をおこないました。公共性とは「コミュニケーション」で成り立つ、といわれています。他者のことばを意識し、自分の至らなさに気づき、さらに自分を磨く向上心などを養えたらと思っています。