生徒会認証式&主権者教育

5月26日(金)の職員朝礼時,生徒会の認証式が行われました。先日の生徒会役員選挙で選ばれた生徒会長,生徒会副会長に認証書が校長先生から手渡されました。新役員のもとで,新たな生徒会執行部がスタートします。丁度タイミングよく,今年度の瀬戸高祭のテーマも「みんなが主役~気分は夏のshow合戦~」に決まったところです。活躍を期待したいと思います。また7限目には,3年生を対象に主権者教育が行われました。「選挙にのぞむ前に考えておきたいこと!」というテーマで,個人の意見を記述したりグループ討議がなされました。主権者意識の高揚につながればと考えています。

<認証書が手渡される>

<体育館でのグループ討議の様子>

<生徒の感想>

・まだまだ選挙に行くという実感はないけど,普段からいろいろ考えておかないとダメなんだなと思った。

・みんなの問題意識を知ることができるいい機会になった。

 

 

生徒会役員選挙が行われました

5月19日(金)7時間目,体育館での立会演説会の後,本年度の生徒会役員選挙が行われました。今回は,生徒会長,副会長(2名)いずれも信任投票となりましたが,どの候補者も自分の言葉で瀬戸高校への思いを熱く語っていました。その後は,1・2年生は各HRに帰って投票,3年生は体育館で実際の投票場を想定した場の中で投票活動を行いました。赤磐市役所からお借りした投票箱と記載台を使用しての投票には,戸惑いの様子も見受けられましたが,緊張した中にも真剣に取り組む様子がうかがえました。この模擬投票は昨年度から実施している主権者教育の一環でもあり,主権者意識の高揚と実際に行われる地方・国政選挙へも思いを馳せるよい機会になったのではないかと思います。

<生徒の感想>

・立会演説会は,その人の性格などが感じ取れて投票の参考になった。

・模擬投票で投票のイメージを体験できてよかった。

 

 

 

1年生を対象に主権者教育を行いました

2月10日(金)7限、本校1年生を対象に主権者教育を行いました。テーマは「請願を通した政治参加」です。
政治参加には参政権(選挙権)だけではなく、請願権という権利があることについては地歴科目「現代社会」で学んでいました。今日の主権者教育はその「請願権」についてより深く学習しました。
本校地歴科教諭の則武による講義を聴いた後、請願書を完成させる班学習に入りました。ほぼ実際に使用されている書式を使い、班ごとに意見交換しながら請願書をまとめていきました。実際にどういった形で要望を書くのか、またどういった手続きが必要なのかなども助言を受けながら真剣にまとめていました。
生徒達は最初の段階である「課題・要望の順位付け」に苦労している様子でした。次に請願書作成の段階に入ると「理由」を書くこと、特に根拠を含めた理由を、議員が見ても分かるように具体的に記述することに頭をひねったようでした。
今回の主権者教育は1年次で初めて受ける時間でした。生徒達は自分たちの課題・要望と現実の政治や政策との間に一本のつながりができたと感じているようでした。半年にわたって取り組んだ地域の魅力と課題を見つける取組「地域振興関係者を囲む会」の延長で行われたこともあり、地域の担い手としての自覚を芽生えさせる効果があったと感じられました。

○「振り返りシート」から
・請願書は必ず通るものではないことが分かった。今、自分たちが選挙ではない方法で自分たちの住んでいる地域を変えられるのだなと知った。
・請願という行為は昔から存在していたのだなということが分かった。一度授業で請願権のことを習ったが、今回詳しく話を知ることができ良かった。請願権は日常的に行使できると言うことを知って役に立てたいと思った。
・請願権についてよく理解できた。例も交えたスライドがあったのでとてもわかりやすかった。請願しても審議さえされずにボツになることがあるということに驚いた。議員の人に署名してもらえばいいと分かった。
・「娯楽施設が少ない」というテーマであったが、なぜそれが問題なのかよく考えてみたが、少ないという実情は理解できた。つまり街として一番に改善してもらいたいテーマではなかったことが分かった。街の人がもっと困っている問題があると初めて気づいた。
・内容を決めるまでは、そこまで苦労することもなく即決だったが、いざ書くとなると文章構成の工夫など大変だった。いかに議会で目にとまるように書くかが明暗を分ける第一歩であると思った。

主権者教育を実施しました。

12月16日(金)6・7限に、本校体育館にて,2年生全員を対象に,主権者教育を実施しました。本校の地理歴史・公民科担当,則武教諭が、「見識ある主権者になるために、今私たちに出来ることとは何か」について、具体的な実例やグループワークを交えながら、分かりやすく話をしました。生徒達は、国民として政治に参加することの意味と重要性を知り,新たに選挙権を持つ主権者としての心構えを学ぶことができ、大変貴重な時間となりました。

 

生徒の感想

・しっかりと社会の関心や知識を持って、代表者を選びたいと思う。自立した人間になれるよう頑張りたい。そのためにも自分から行動を起こしたいと思う。

・「日本人は、自分以外に関心が無い」ということが、班の話し合いの中からも痛切に伝わってきた。能動的に話を進めることができる人が重要だということがよく分かった。

・「主権者になる」ということは、遠いことのように感じていたけど、結構すぐ来てしまうなと思った。「私的な私」と「公的な私」の立場で、物事を考えられてないなと思う。メンバーに共通する利益を考えることをしないと、国、平和な環境を作ることができないと感じた。

・自由と平和は先人達の遺産であるという言葉は、その通りだなと思いました。昔の人は、ずいぶん頑張ったんだろうなと。そのバトンは、私達が繋いでいかないと、未来の歴史書に「2017年の人類は、怠惰を最上の物にしていた。」と書かれてしまうのかと思いました。18歳になったら選挙に行こうと思います。

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投票行動体験 in 生徒会役員選挙

瀬戸高校では,5月20日(金)7限,主権者教育の一環として,体験的活動を通して主権者としての意識や政治への関心を高めることを目的として,本物の投票箱を使っての生徒会役員選挙を行いました。

実際の選挙で使用する銀色の投票箱と記載台を,岡山市役所の選挙管理委員会から貸していただき,3年生は本番さながらの雰囲気の中で一票を投じました。

第3学年の主権者教育は,昨年から計画的に行っております。今回は,実際の投票行動を通して,より良き瀬戸高校を作る事に思いを至らせ,「自分たちの代表としてふさわしい者を選ぶ」ということの難しさ,大切さを体験的に学ばせようと考えました。

7月に参議院議員の選挙が行われます。生徒たちは,国政選挙にも思いを馳せながら,厳粛な雰囲気の中,投票していました。

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