岡山大学SDGs講義・座談会を開催しました。

9月23日(水)1年生を対象に,先週の狩野先生の講演会に引き続き,岡山大学の先生方をお招きして講義を実施しました。5人の先生方が学問分野ごとに分かれ,生徒に分かりやすくSDGsの視点から学問へのつながりを解説してくださいました。
 放課後は,2,3年生も交えた希望者による座談会でした。最初は緊張していましたが,少人数の座談会ならではの打ち解けた雰囲気で次第に活発なやりとりがあちらこちらで見られました。大学の先生方も,時間を大幅に超えて生徒の質問に熱心に答えてくださいました。先週に続き貴重な学びの機会となりました。岡山大学の先生方ありがとうございました。

【講師の先生方】
■文化(文学・芸術・歴史・国際・心理)
  グローバル・ディスカバリー・プログラム  准教授 山本由美子 先生
■教育(小・中・高校・生涯・保育・心理)
  大学院教育学研究科(国際学都おかやま創生本部) 教授 橋ヶ谷佳正 先生
■社会(経済・法学・地域)   
  大学院社会文化科学研究科   教授 田口雅弘 先生
■環境(理・工・科学・宇宙・生物・建築・農・情報・防災)   
  大学院自然科学研究科    准教授 井上麻夕里 先生
■医療(看護・医・薬・福祉)   
  大学院ヘルスシステム統合科学研究科   教授 松尾俊彦 先生

岡山大学SDGs講演会を行いました。

9月16日(水),1年生を対象に,岡山大学副理事(SDGs推進担当)の狩野光伸先生(大学院ヘルスシステム統合科学研究科教授)を講師にお迎えして講演会を開催しました。狩野先生は,SDGsの先駆的な取組を行っている岡山大学の推進リーダーです。
  1年生は地域課題探究のセト☆ラボを終え,これから地域課題から学問へSDGsでつないでいくS☆ラボに入っていきます。その入り口として,「未来に向かって自分で考える力を高めよう~SDGsを活用して~」という演題で,SDGsをどう学びに活かしていくかを分かりやすく話してくださいました。「考えることの原動力は,困っていることを乗り越えたい(何とかしたい)意思である。」や,学びのプロセスとして「科学的であることの大切さ」など,瀬戸高生が身に付けたい「6つの力」につながる大変示唆に富む講演でした。
 講演終了後には,3年生の希望者と,その後には1,2年生の希望者が狩野先生を囲んで座談会を開きました。先生は予定時間をはるかに超えて,幅広く生徒の疑問や質問に答えてくださいました。 貴重な学びの機会となりました。

2年生S☆ラボ(総合的な探究の時間)思案中です。

火曜日7限の2年生の総合的な探究の時間です。各チームで活動を進めています。教室で相談をしたり,PC教室で調べたり,電話でフィールドワークのアポを取ったりと,それぞれ頑張っています。先生たちも相談に乗ったりアドバイスしたりと伴走しています。12月の発表会「クリスマスのセト☆フェス」に向けて、どんな取組になっていくか楽しみですね。

防災研究が新聞に取り上げられました!

8月28日付の山陽新聞(岡山市民版・東備版)に,3年生の中山暢介君の防災研究が取り上げられました。中山君は,西日本豪雨で近隣の砂川が氾濫して大きな被害が出たことをきっかけに,降水量と河川の増水量の関係に興味を持ちました。そして,データを集めて地道に分析をする中で,危険な降水パターンを明らかにしました。今後はデータ解析の研究ができる大学に進学したいとのことで,防災関係のアプリの開発などにも取り組んでみたいと言うことです。将来が楽しみですね。

山陽新聞 8月28日掲載

生徒国際イノベーションフォーラムに参加しました。

8月11日(火)・12(水),生徒国際イノベーションフォーラム(ISIF)のメインイベントであるライブトークが開催されました。これは,OECD(経済協力開発機構)協力のもとに生まれた産学コンソーシアムである,日本イノベーション教育ネットワーク(ISN:代表 東京大学公共政策大学院教授 鈴木 寛 氏、共同代表 福島大学学長 三浦浩喜 氏)が主催する国際フォーラムです。瀬戸高校は昨年度の埼玉大会にも参加しています。今年は京都で開催される予定でしたが,コロナ禍のためオンラインでの開催となりました。本校からは3年生7名・2年生4名の計11名が参加しました。世界各国からも高校生年代の若者が多く参加し,約300名の大きなミーティングとなりました。 総合司会を本校3年生の中島遥さんが務め,英語で各国の参加者に会議の流れなどを案内しました。参加者は,自分の学校の紹介や探究の取組などを紹介し,現在の教育や学校の課題,そして未来の教育や学校について語り合うなどのディスカッションを行いました。ブレイクアウトセッションでは,英語のみのセッションもありましたが,頑張って自らの取組や思いを語っていました。
 2日間にわたっての長時間の会議でしたが、みんなの顔には充実感があふれていました。

※公式HP
・生徒国際イノベーションフォーラム(ISIF)  https://forum2020.innovativeschools.jp/jp/
・日本イノベーション教育ネットワーク(ISN)  
https://innovativeschools.jp/
(瀬戸高校がTOPページに載っています!)