2年生:主権者教育を実施しました。

12月15日(金)6・7限に、本校体育館にて、2年生全員を対象に、(講師:本校地理歴史・公民担当,則武教諭)「社会を見るための第一歩」というテーマのもとで主権者教育を行いました。

今回の目的は、生徒が「公を考える私」が自分の中に存在していることを自ら発見し、さらに「公を考えることの大切さ」をグループの中で意見を出し合いながら自覚していく、というものです。

「公と私」・「社会契約」・「理念の追求」・「統治者」などの言葉の持つ意味を班別に話し合うことで理解を深めつつ、「公的な私」を磨くことの必要性を自覚するという取り組みでした。権利を行使する前に必要なあるべき主権者として資質を高めるため、講義とグループワークを交互に行いました。抽象度は少し高めでしたが、グループの中での話し合いや学年団の先生方の支援もあり、あらためて気づいたことも多かったようです。

2月にも主権者教育を計画しています。今回のテーマをもとにさらに理解を深めるようなテーマを考えています。

 

生徒の感想

「今の自分には私的な私より、公的な私が足りていないのではないかと思った。」

「自分たちは政治について重要な役割を持っていることを理解して行動したい。」

「 ‘‘私的な私’’ と ‘‘公的な私’’ という自分がいるのだということが分かった。未来を見通す力を付けていきたいと思った。」

「難しい内容だったが、自由・平和などの理念について考えようと思いました。」