木版画で年賀状を作りました。

1年生の美術の授業で,「多版多色木版画で作る年賀状」に取り組みました。

多版多色木版とは,数枚の版を重ねて1枚の紙に摺る技法です。江戸時代に大ブームとなった浮世絵にも用いられている技法です。

作品には,伝統技法である「ぼかし(グラデーション)」や「重ね摺り」が用いられています。

1枚ずつ手で摺られた作品は,手作りならではの温かみを持ち,生徒一人ひとりの想いが込められた作品となっています。

今年の干支である酉をモチーフにした作品や,日本伝統の模様を用いた作品など,個性あふれるものとなりました。

(生徒の感想)

・細かい部分の彫りが難しかったけど、彫刻刀の使い方を工夫し、楽しく集中して制作することができました。

・小学校の時に版画を制作した時は白黒のみで絵を表現したのですが、今回の授業では様々な色を使って摺ることができ、楽しかったです。

・周りの人の作品は、デザインが個性的で一人ひとり違った作品に仕上がっていて綺麗でした。グラデーションを使って摺っている作品もあり、次に摺る時は私も挑戦したいと思いました。

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