6月9日(土)に、1年生の保護者を対象にした土曜日講座が実施されました。
69名もの保護者の皆様がご参加くださいました。お忙しい中、ありがとうございました。
学年主任から「1年生の現状について」、進路指導課長から「変わる大学入試について」、1年進路担当から「1年生の学習状況について」、それぞれ説明をさせていただきました。
今後も定期的に保護者の皆様を対象とした土曜日講座を実施いたしますので、ぜひご参加ください。
5月30日(水)7限,1年生のひたぶるタイム(総合的な学習の時間)で,山陽新聞社より水嶼佑香様を講師にお迎えし,「受けとる力・伝える力・つながる力」と題して,講演会を行いました。
本校では,6つの力「受けとる力・伝える力・つながる力・考える力・見つける力・より良くなろうとする力」を「生徒につけたい力」として掲げ,それらの力を育む教育を実践しています。本日の水嶼先生のご講演では,そのうちの3つの力にフォーカスし,相手の話は感情を大切にして最後まで「受けとる(聞く)」,相手の頭に情景が浮かぶように具体的に「伝える」,これから様々な地域貢献活動をしていく中で生まれる地域の方々との関係をその場限りのものにしないよう「つながる」ことが大切であると,現役新聞記者としての豊富な取材・執筆のご経験を踏まえて語っていただきました。
生徒は真剣に耳を傾け,講演の終わりには水嶼先生に質問をして,有意義な時間を過ごすことが出来ました。
続いて,放課後に座談会が行われました。水嶼先生を囲んで,1~3年生の有志が日頃の取材活動や新聞ができるまでのプロセス,スマホや校則等について,さらには進路の悩みについて質問や意見を交わしました。水嶼先生は,「人生の分岐点を教えて下さい。」,「取材したいと思うネタはどうやって見つけるのですか。」,「憧れています。インパクトのある仕事をするにはどうしたらいいのですか。」,「進路に悩んでいます。なぜ法学部に進学されたのですか。」などの質問に誠実に答えて下さいました。普段の授業等では聞くことのない話に,参加した生徒は時に大きくうなずいたりしながら聞き入っていました。
講演会の様子
座談会の様子
5月26日(土)午前中,授業公開があり,本校生徒の保護者や中学生とその保護者など,約150名の来校がありました。3時間目までの授業ですが,校内を自由にめぐってもらい,普段のありのままの授業の様子を観ていただきました。また11時からは「初夏のセト☆カフェ」と銘打って,変わる大学入試や本校の地域交流に関わる最先端の取り組みの説明,本校生徒によるポスター発表等が行われました。説明や発表が終わると交流会を行いました。「セト☆カフェ」の名の通り,飲み物とお菓子でほっと一息。本校生徒への質問などで大いに盛り上がっていました。午後からはPTA総会,その後1・2年生は学級懇談会,3年生は学年懇談会が行われました。本校の現状を少しでも知っていただく機会になったのではと思っています。本校に対するご意見やご要望,ご質問等ありましたら遠慮なくお申し出いただければと思っています。多数のご参加ありがとうございました。
<授業参観の様子>
「初夏のセト☆カフェ」
<PTA総会の様子>
<総会の合間の「絆づくり研修」の様子>
4月25日(水),1年生は入学後初めての「総合的な学習の時間」を行いました。本校ではこの時間を「ひたぶるタイム」と呼び,生徒に「セト☆ラボ」などの活動を通じて「6つの力」(受けとる力・伝える力・つながる力・考える力・見つける力・より良くなろうとする力)をつけ,地域社会や国際社会に貢献できる人材として社会に羽ばたいてもらうことを目指します。
当日は「セト☆ラボ」の事始めとして,「自己理解」と「自己肯定感を高める」をテーマに,乙部憲彦校長が講義を行いました。
講義の中で校長は,「自己理解」のキーワードとして「喜怒哀楽」,「5W1H」について生徒たちに説明し,自己のイメージマップの作り方を丁寧に手ほどきしました。
さらに,「自己肯定感を高める」ことについては,自分の中にプラス思考を持ち,悪いことをいつまでも引きずらず「その場限りのこと」と考え,「Bad中にGoodを見つける」ように心がけることで日々前向きに行動し,努力を続けること,それによって自分自身に肯定的な言葉をかけてあげられ,ひいては自分の運命をも変えられる,とスライド資料を利用して熱く語りました。
生徒たちは,新しく配布されたクリップボードを手に真剣に耳を傾け,ワークシートに記入しながらメモを取っていました。
校長先生の講義
イメージマップの作り方
(生徒の感想)
イメージマップという「心の持ち方・あり方」を改善する方法を初めて知った。実践してみようと思う。また,自分たちのために,メモを取りやすいように学校がクリップボードを配ってくれたことが嬉しかった。床に置いてメモを取るよりも断然このほうがいい。
3月2日(金)7時間目,1・2年生を対象に薬物乱用防止講演会が行われました。本校の学校薬剤師の風早芙美子先生を講師にお招きして,啓発DVDを視聴後,薬物乱用の危険性についての講演を聴きました。薬物の依存性と耐性について具体的なデータを見たり,薬物に関連してコカ・コーラにまつわるエピソード話などを聴きました。「自分を大切にしよう!」「人にはみんな種子がある。大きな立派な花を咲かせよう!」こんな言葉で講演を終えられました。
<生徒の感想>
・薬物に関する事件が最近多くなっているなと思った。今頃は中学生でも薬物で逮捕されると聞いたことがある。私は絶対にしようとは思わないけど,もし周りの知人が使ってのめり込んでしまったら自分はどうすることができるのか,考えても答えが見つからなかった。一瞬の快楽を得るために薬物を使うことで,自分の一生を無駄にするのは絶対によくない。それを心掛けて薬物に注意しないといけないと思った。
・薬物乱用防止の動画を見て,薬物の怖さを改めて知ることができました。若い人が薬物を始める理由として,好奇心や誘われてするという人が多いことがわかりました。大麻は普段の生活でも使われていることや,シンナーのせいで脳が縮んでしまうということも始めて知りました。今回の講演で,自分の知らなかったことや改めて確認できたことがたくさんありました。
・薬物乱用防止教室は小学生の頃から何度か受けたことがあり,それでもどこか自分の身に起こりうるという実感があまりわかなかった部分もありました。でも今回の講演で,岡山県や広島県などでも起こっていて,その数もとても多いことを知り,怖いなと感じました。薬物は使用しなくても,所持しているだけでも捕まってしまうのが怖いなと思ったし,もし使ってしまったとき,大丈夫だろうと思っていても依存性がとても高いことにびっくりしました。脳の大きさの変化の写真を見て,とても恐ろしいなと感じたし,薬物をしても良いことはなく,壊れてしまうものばかりと聞いて,絶対に好奇心などでやってしまわないようにしたいなと改めて思いました。