新聞記事で瀬戸高校が紹介されました。

瀬戸高校でのオンライン学習やオンラインフィールドワークの取り組みや,総合的な学習の時間での取り組みが新聞で取り上げられました!!!

2020/05/27 山陽新聞 オンラインフィールドワーク(岡大西田先生)
2020/05/28 朝日新聞 オンラインフィールドワーク(吉田ルツィア先生)
2020/05/29山陽新聞 SDGsつながるプリン
2020/05/20 山陽新聞 オンラインの取組

オンラインフィールドワーク 「芸術」「国のボーダーを越えて」「興味あるものに自信を持って自分の意見を出して」 

 今日はルツィア・バレエ・ダンス教室代表、吉田ルツィア先生に講師として御登場いただきました。

 今日のテーマは「with コロナ 芸術 ダンサーの夢」です。

 ダンサーとして活躍しながら、バレエ教室を開くに至った経緯や、苦労したことをお話しくださいました。また、教室に通う子供たちと接するうえで大切にしていること等、様々なお話を伺うことができ、とても印象深い講義でした。

 スロバキア出身のルツィア先生は、日本人は思いやりがあり、それはとても素敵なことだとおっしゃいます。しかし、相手のことを考えすぎると自分が消えてしまう。人に対する思いやりと自分に対する、または自分の作品(意見)に対する自信とのバランスをとっていくことが大切だとおっしゃいました。

 最後に瀬戸高生へのメッセージを寄せてくださいました。

 「自分がやっていること、興味のあることに向かって進んでください。人に対するリスペクト(敬意)を持ちながら、自分の意見も述べ、コミュニケーションをとってください。きれいなものを見て、きれいな音楽を聴いて、きれいな心をもって目指す目標に向かって進んでください」

 参加した生徒たち、先生たちもルツィア先生の温かい人柄に触れることができ、大感激でした。

学校から参加した生徒。質問をしました。

キャリコンの部屋(職員室のキャリアコンシェルジュの前にはイスがあります)

分散登校日,生徒が休業の際の学びを伝えたい,聞いてほしいという思いで行列?しています。キャリアコンシェルジュの絹田指導教諭は,「うんうん」「それで?」「それ,ほんと?」「次は,どう動くの?」と生徒の声にじっと耳を傾けています。特に先生からは、ああしなさい,こうしなさいとか,長い解説もありません。それでいいのでしょうか?「そういう相槌で十分です。学びを伝えながら彼らは,オリジナルな問いへと具体的に言語化していくのです。そして,私との対話で深掘りしていくきっかけやヒントを見つけていくのです。私は,ふうん,なぜ?とじっと聞く係です。私と彼らの関係はフラットですよ」とキャリコン。

キャリアコンシェルジュ画像

セト☆フェス

2月12日(水)本校にて、「セト☆フェス」が開催されました。

1年生と2年生が「総合的な学習の時間」でそれぞれ取り組んできた「S☆ラボ」の成果を発表する場として、実施されました。 テーマであるエージェンシー(自ら考え行動し、責任を持って社会変革を実現する力)のもとに、1年生はポスターセッションを、2年生はさらにSDGs(国連が定めた,持続可能な発展を実現させるための目標)に沿うものを中心にKP法によるセッションを行いました。 体育館では、2年生代表グループによるセッション発表と、岡山大学からお越しいただいた西田陽介先生、岡山トヨタ自動車HD準備室教育・グループプロモーション事業チーム総合企画部から伊藤佐知子氏、両備ホールディングス代表取締役社長 松田敏之氏、GiFT代表 辰野まどか氏によるご講演、環太平洋大学次世代教育学部国際教育学科長 小川正人氏、ROCKWELLアフリカジーンズプロジェクト代表 祇園涼介氏、そして特別ゲストとして赤磐市長 友實武則氏などによるセト☆トークが行われました。地域のことから考え始め、日本・世界に視野を広げ、そこから自身の学び(進路)へと繋がっていくこの活動。 生徒にとって、非常に貴重な体験・学びの場になったに違いないと考えています。

以下に、当日の様子の写真をご紹介します。

第1部 発表会・好評

両備ホールディングス代表取締役社長
 松田敏之氏による講評

松田敏之氏から本校生徒へ3つのメッセージが送られました。1.夢を持つ(夢を口にする) 2.諦めない 3.口から出すものは綺麗なものだけにする 

第2部 セト☆トーク

辰野まどか氏からは「自分たちの未来を描くことは未来の地球へのギフト、そして自分へのギフト」というメッセージをいただきました。

セト☆トークの様子

最後に友實武則赤磐市長から、ご自身が瀬戸高校卒業生であることと高校生当時の様子。現在の職業に就くまでの経緯やターニングポイントとなった点、いかにチャンスをつかむかなど後輩への熱いメッセージをいただきました。

<生徒の感想>

・大きな問題も小さなところから解決していけばいいということが分かった。

・何事も課題を見つけて取り組むことが大切だと思った。

・興味深い話を聞くことができてとても有意義な時間になった。

・友實市長が瀬戸高の先輩だとは知っていたが、当時の様子を聞いてさらに親しみを感じた。

・先輩からの熱い応援メッセージをいただいて自分も「やってやろう」という気持ちになった。

3学期がいよいよ始まります!

 本校では,1月8日(水)より,3学期が始まりました。 始業式後,1・2年生は宿題考査,3年生は特別授業と,生徒たちは初日から気持ちを新たに机に向かっています。温かく見守っていただければ幸いです。

始業式で校長先生は,今年の暖冬についてふれつつ,3つのことについてお話をされました。一つ目は冬の大三角形のひとつベテルギウスに超新星爆発の可能性があることについて,二つ目は,今年のセト☆フェスのテーマがエージェンシーに決定したことついて。「エージェンシーとは、自ら考え,主体的に行動して,責任をもって社会変革を実現していく力のことなんだ。瀬戸高生には着実にその力がついているんだ。」と。そして,三つ目が,「命を大切に。自分の身は自分で守ること。」年末に,岡山県下の高校生が交通事故にあう事件があり,身の引き締まる思いで生徒は校長先生のお話しに耳を傾けていました。

最後に「新学年に向けてやるべきことをしっかりやって,充実した3学期にしよう。」と締めくくられました。

始業式後に,2年生がOECD主催の第5回ISN(Japane Inovative Schools Network)2.0研究会に参加した成果を全校生徒の前で報告してくれました。「全国のさまざまな学校の生徒が集まる中,自分たちが行っている活動には価値があることを実感した。また、瀬戸高校の活動の中で、たくさんの先生方による支援(ティーチャーエージェンシー)を感じている。」と発表のなかで述べていました。発表後にインタビューしたところ,「あがってしまって,上手く発表できなかった。3月に神戸で行われる第6回ISN研究会までに練習を重ねたい。」と今後の意気込みを語ってくれました。さらなる活躍に期待しましょう!

今学期は,3年生は1月18・19日に大学入試センター試験,1・2年生は1月31日にウォーキング大会,2月12日にセト☆フェスがあります。 寒さがますます厳しくなりますが,瀬戸高生は元気に,ひたぶるに活動していきます!

イベント盛りだくさんの瀬戸高校3学期,始まります!