新クラス発表・退任式が行われました。

4月5日(金),瀬戸高校では新2・3年生の「新クラス発表」が行われました。朝8:00に公開された新クラス名簿の掲示の前には,多くの生徒が詰めかけ,期待に胸を膨らませながら,新たなスタートに向けて,笑顔で新クラスへと入っていきました。

ドキドキ・ワクワク。いいスタートが切れそうですね。

 

続いて,10:20からは,今年度本校を去られる9名の先生方の退任式が行われました。

体育館に集まった生徒たちは,壇上で退任の挨拶をされた戸田健太郎先生(保健体育)の,

「瀬戸高校は素晴らしい学校で,生徒たちも人として素敵であり,争いごとや喧嘩もなく,お互いを大切にできる人たちばかり。でも,人間関係の衝突を恐れるあまり,本音を話せていないのでは?時には衝突を恐れず,自分の本当にやりたいことを,遠慮なく周りの人に伝える勇気を持つことも大切。」

という,本校を退任される今日この日まで,本校生徒を愛して下さる熱いお言葉に,別れを惜しみつつ,真剣に耳を傾けていました。

退任される先生方の,益々の御健勝をお祈り申し上げます。

瀬戸高生への愛情溢れるメッセージ

ありがとうございました。これからもお元気で!

 

来週4月8日(月)は,いよいよ新入生を迎える入学式が挙行されます。

新入生のみなさん,桜咲く校庭でお待ちしています。

「17歳からのメッセージ」全国表彰されました!!

第18回高校生フォーラム「17歳からのメッセージ」(主催:大阪経済大学 後援:大阪府教育委員会他)におきまして,本校1年生 宮尾知志君 が全国3万人以上の応募の中から,みごと銀賞に選ばれました。さる11月10日(土)に,大阪経済大学で表彰式がありました。銀賞は,全応募作の中から45作品しか選ばれず,大変名誉なことです。(写真は、授賞式のもの。)作品内容は,自由課題部門で,題名は「叢の中の我が友へ捧ぐ」。中島敦『山月記』を題材に,「自己肯定感」について論じたものでした。
また,今回の応募では,同じく本校1年生 岡澤莉歩さん も,奨励賞を受賞しました。これも,全国で94作品しか選ばれないものであり,大変すばらしい成績です。作品内容は,同じく自由課題部門で,題名は,「『思う』だけは無意味」。満員状態のバスの車内で起こったできごとに対して,自分の思いが率直に述べられています。
今後も,ふだんの授業はもちろん,このようなコンクールへの応募を通して,表現活動の充実を図ってゆきたいと考えています。(1年国語科)

  • 宮尾君「複雑な気持ちです。『うれしくない』という訳ではないのですが,入学直後、何気なく書いた作文であり,これまでこういったことに対し,熱心に取り組んできたとは思えないので,他の評価されなかった作品たちに申し訳ないです。自分が熱心に取り組んだことなら,どんな形であれ評価されると,きっと『うれしい』はずです。」
  • 岡澤さん「受賞したと聞いた時は、驚きと嬉しさでいっぱいでした。それから,この話の最後,『次, 笑顔を作るのは私です。』と書いたのですが,あのあと有言実行することができ,ゆずった おばあちゃんに有難うと言われ,心が温かい気持ちになりました。なので皆さんも,迷った ら,是非行動に移してみてください。何かが変わるかもしれません。」

カテゴリー: 1年

第66回卒業証書授与式

去る3月1日(金)、第66回卒業証書授与式が挙行され、3年生151名が、多くの方々に見守られ、瀬戸高校を巣立っていきました。

卒業生のみなさん、並びに保護者の皆様、ご卒業おめでとうございます。

瀬戸高生であったことを誇りに、新天地でますます活躍してくれることを祈願しています!

在校生のみなさん、今日の先輩の立派な姿を忘れず、幸せな卒業に向けて頑張りましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会場となった本校体育館前と玄関の様子。在校生も案内や受付の手伝いをしてくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3年1組、3年2組の入場の様子。担任に引率されるのもこれで最後です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3年3組、3年4組の入場。緊張感が高まります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3年5組の入場。さあ、主役がそろいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

開式の前に在校生による歌の贈り物がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

卒業証書授与の様子。卒業生を代表し、伊賀大起君が、校長より卒業証書を受け取りました。おめでとう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本校校長による式辞、来賓祝辞の様子。未来に向けての責任感と決意を奮い立たせられるようなお言葉をいただきました。その他、心のこもった祝電やメッセージを数多くいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

在校生代表(現生徒会長)による送辞と卒業生代表(前生徒会長)による答辞の様子。

先輩から後輩に受け継がれる思いや、保護者の方々に対する感謝の気持ちにあふれていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、式も終わり、卒業生の退場。体育館の出口で担任の引率を離れ、自分たちだけで体育館を後にします。

何か象徴的で、毎年ジーンとくるシーンです。この後、各教室で最後のHRを行います。

 

 

 

 

 

 

 

1年生 主権者教育を行いました!

2月15日(金)6・7限に「1年生 主権者教育」が行われました。

テーマは『請願を通した政治活動』です。

政治参加には参政権(選挙権)だけではなく,請願という方法があることについてはすでに地歴公民科目「現代社会」で学んでいましたが,今回は,より深く学習しました。

本校地歴公民科教諭の則武の講義を聴いた後,請願書を完成させる班別学習にはいりました。

 

(講義を聴く様子)

ほぼ実際に使用されている書式を使い,班ごとに意見交換しながら請願書をまとめていきました。

実際にどういった形で要望を書くのか,またどういった手続きが必要なのかなども助言されながら真剣にまとめていました。

半年にわたって取り組んだ地域の魅力と課題を見つける取り組み(セト☆ラボ)の延長で行われたこともあり,地域の担い手としての自覚を芽生えさせる効果があったと感じられました。

 

○「振り返りシート」から

・「少子化と教育」というテーマで考えて,まず先に少子化について解決しなければならないと思った。どうすれば,子供を持つ家庭を増やせるのか,2人目3人目の子供を産もうという気になるのか,について考えた。実際は,実現可能な案が全然思い浮かばなかったけど,班員全員でどう改善できるかを考え,取り組むことができたと思う。

・今までにどんな請願が受理されてきたのか知りたくなった。また,実際に考えてみると,たくさんの問題が上がって,どう解決できるのかの糸口を見つけるまでに時間がかかった。

・自分の住んでいる地域で困っていることや不満に思うことを考えたが,なかなか出てこなくて難しかった。なんとなく過ごしているんだなぁと思った。一方で,恵まれた地域なのだとも改めて感じた。

・改善したいことがあっても,金銭的な問題や人の数の問題があって,自分たちのアイデアだけでは難しいと思った。

・「保育士の人材確保」というテーマで考えていった。これからの将来に役立つテーマだと思うので,自分たちの未来が「先の見えない未来」にならないように深く考える機会になってよかった。

・ちゃんと意見を聞いてもらえるようになったことが時代の進歩たと感じた。実際に請願してもよいのではないかと思える案が出た。

・現実的な案であるかどうか,また本当にこれで良いのか,と考えるべきことがたくさんあると感じた。また,現状やさまざまな情報を見る力が必要だと思った。

・空き家の土地を公園にしてはどうか,という案で考えたが,多くの費用がかかることや周辺住民の理解が必要なことなど容易ではない問題がさまざま上がった。相手に納得してもらえるようにするにはどうやって伝えればよいのか,分かりやすく説得力のある書き方にするにいはどうすればよいのか,もっと知りたいと思った。

 

岡山大学大学院教育研究科 才士真司准教授による「国吉康雄」鑑賞講座が行われました。

1月31日(木)に1年1組美術の授業で岡山県にゆかりのある画家「国吉康雄」の鑑賞特別授業が行われました。

プロジェクターで投影された作品を見たり実寸大の国吉作品の模写を見ながらの対話型鑑賞から始まり、生徒がペアになりスライドに映し出された作品について、目隠しをしていない生徒が目隠しをしたパートナーに言葉でその絵を具体的に説明するブラインドトークでは大いに盛り上がりました。

(授業を受けての生徒感想)
・描いた人のこれまでの人生がうかがえる絵、これから起きることを見る人に想像させる絵などがとても印象に残っています。ブラインドトークもおもしろかったです。絵の情景を言葉で人に伝えることは以外に難しく、自分が絵に夢中になっていくのが分かりました。

・ペアで絵を見て伝えるブラインドトークでは言葉ってとても大切だなと思えたし、想像力がより豊かになったと思いました。国吉さんの絵をはじめ様々な絵を鑑賞できて楽しかったです。

・僕は「安眠を妨げる夢」という作品について、この絵の人物はこの後落ちるのか落ちないかという質問に対して、答えはないなと感じました。その絵を見た人がどのような感情を持つかは、人それぞれであり正解はないのだろうと思います。僕は絵とは水のようなもので、その人のその時の心情や置かれた状況によってその人なりに形が変化するものだと考えました。また、絵から作者からのメッセージを受け取ることが出来る事もとても面白いと感じました。