岡山県学校安全総合支援事業 第2回実践委員会で生徒が発表をしました。

 12月16日(水)に本校で、岡山県学校安全総合支援事業の第2回実践委員会が開催されました。  この事業は本校が拠点となり、近隣の高校と連携して、専門家の指導、助言を得ながら、学校安全への取り組みについて情報共有を行いました。今回は、岡山大学名誉教授 鈴木茂之様、前野詩朗様、岡山地方気象台防災気象官 宇野田隆司様など、気象・防災に関する専門家の前で、本校生徒が発表をしました。  S☆ラボで「防災トイレ」に関する内容をしてきた生徒たちは、今年度愛媛県の、西日本豪雨で被災した高校、県庁防災危機管理課、日本赤十字社愛媛県支部などを視察し、深く学んできました。  その中で、身の回りの材料で作ることができる簡易トイレの開発に取り組み、材料の検討や、実験を重ね、今回の発表で試作品を用意し、紹介をしました。今回の発表では、実際に試作したトイレに座っていただき、素材や使用感などの感想をいただきました。彼女たちにとっても非常に有意義な時間になりました。  来週の12月23日(水)には、「クリスマスのセト☆フェス」が控えており、彼女たちの発表がどのようなものになるか、今から楽しみです。

2年生生徒の発表の様子
自作防災トイレのお試し!

自衛隊協力の下で,避難訓練を行いました!!

10月2日(金)6,7限目に自衛隊の方々の協力の下で,避難訓練を行いました。

マグニチュード6で震度5強の揺れの地震を想定し,運動場に避難を行いました。約5分で避難が完了しました。

避難訓練の様子①
避難訓練の様子②
避難訓練の様子③

その後,自衛隊岡山地方協力隊本部所属 3等陸佐 石井隆晶様より,「災害の時にできる高校生の役割~自助から公助までを考える」と題し,講演をいただきました。

演題「災害の時にできる高校生の役割~自助から公助までを考える」

講演は,密を避けるため,3年生は体育館で1、2年生は各教室でオンラインで行いました。

講演では,防災の理念として「自助(自らの安全は自分で守る)・共助(地域は地域の皆で守る)・公助(行政・防災機関の支援)」の説明に始まり,避難時の注意事項として,「何から避難する(している)のか?」それぞれの場合によって変わってくるということ,さらには,瀬戸高校付近のハザードマップを利用して,地震・土砂災害・内水氾濫時など様々な場面を想定した場合の注意事項を教えていただきました。

講演の様子

自衛隊の方々の協力により,生徒にとっても,実りの多い避難訓練になったのではないでしょうか。

防災訓練を行いました。

10月5日(金),休憩時間中の地震発生による校内施設からの出火,行方不明者の発生を想定して,防災訓練が実施されました。生徒たちは机の下に潜り身の安全を確保したのち,体育館に避難しました。その後,講師のNPO法人まちづくり推進機機構・中村開三様から,避難状況の講評をいただき,防災の心得について「防災クイズ」というアクティビティーを通じて家庭や学校,通学路上に潜む意外な危険について教えていただき,多くの気づきを得ることができました。

いつ何時襲ってくるかしれない災害に対して,防災意識の啓発と避難訓練の実施,そして日ごろからの注意力がいかに大切かを体験できた,有意義な時間となりました。

 

地震発生の訓練放送直後の様子:身を守る生徒たち!

 

防災クイズの様子:答えはどっち?

避難訓練が行われました!

10月6日(金)14:35,緊急地震速報が発令されたという想定のもと,防災訓練が実施されました。生徒らは机の下に潜り身の安全を確保したのち,体育館に避難しました。その後,講師の方から避難状況の講評や本校周辺での避難上の注意事項を聞き,さらには,この夏の岩手県での「被災地における防災ボランティア研修」に参加した2年生4名の報告を聞きました。いつ何時襲ってくるかしれない災害に対して,防災意識の啓発と避難訓練の実施がいかに大切かを体験できた時間となりました。また放課後には,希望生徒を対象に,非常食の炊き出し・試食体験も行われました。

緊急地震速報が流れると・・・

体育館での講評と報告

非常食の炊き出し体験

<生徒の感想>

・普段から防災や減災に関心を払い,さらに近くの避難所を知っておく必要があると思った。自分の家付近のハザードマップを確認しようと思った。

・岡山県は災害が少ないからといって,災害に対する危機感や意識が低いままではいけないと改めて思った。

・自分と同じ瀬戸高生が積極的にボランティア活動に参加しているのを知って,自分も見習わなくてはと思いました。実際に現地に行ってみないと分からないことがたくさんあるのだなと思いました。

防災訓練が実施されました

10月7日(金)6時間目の終了直後,訓練用の「緊急地震速報」を知らせる放送が校内に流れました。生徒には事前予告なしの訓練でしたが,放送後は速やかに体育館への避難がなされ,落ち着いた様子が見られました。避難所要時間は8分23秒。この時間が,いざという時にどれだけ短縮されるか,訓練の成果が活かされることを期待したいと思います。

その後,体育館では「救急措置学習教室」が開かれ,AEDを用いた心肺蘇生の方法を学びました。保健委員の生徒代表4名が実際に器具を用いて実演し,一次救命処置の手順等を確認しました。

[生徒の感想]

・いきなりすぎて何も出来なかった。本当の地震の時もこんな感じになるということが確認できた。

・「訓練だから」と軽い気持ちでいたらもしもの時に何も出来ないと思った。「いつ何が起こるか分からない」と常に意識して行動するようにしたい。

・心肺蘇生は,「誰かがやってくれる」ではなくて「自分がやらなきゃ」と思って行動しなければダメだと思いました。

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教頭先生による講評

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心肺蘇生の実演の様子