授業公開の御案内

11月22日(木)9:40~12:15にかけて授業公開を実施します。在校生の保護者の方はもちろんのこと,中学生の保護者の方や地域の皆様にも奮って御参加いただき,本校生徒の日頃の学校生活や授業の様子を御覧になっていただけたらと思います。申込みは不要です。本年度の授業公開は今回をもって最後となります。

授業公開の御案内(クリックするとPDFファイルが開きます)

1年生 香川大学 山崎裕正先生による進路講演会

10月31日(水)7限,1年生を対象に,香川大学 山崎裕正先生による進路講演会が行われました。

山崎先生は瀬戸高校のご出身ということで,『「未来」を知って,自分の「進路」を考える』をテーマに熱く濃いお話をしていただきました。

①「未来」がどうなっていくのかを予測し,変わっていく世の中でどのように活躍できる人になっていくのか,またそのために必要なことは何だろうか

②大学に行く意味,自分を成長させる大学選びについて

③2020年からの大学入試について

④自分が今からできること,やっておくべきこと

 

1年生の中には,自分の「未来」について漠然としていて,深く考えるきっかけや手段がなかった生徒も多くいたと思います。

しかし,講演会を通して,3年後の自分やもっと先の自分について具体的に想像し,考えを深める良い機会になったのではないでしょうか。

 

特に,「大学をどのように選ぶのか」については,夢を実現させた先輩方の例をもとに,チャンスをつかみ行動することの大切さを学びました。

「優れた友人,先輩,研究,先生」に出会える「チャンスが多くある」大学の中で,自分を成長させていくための環境が整っているか,様々な視点で自分のためになる進路をしっかり見極めることが必要です。そのためにも,きちんとした大学調べをし,実際に自分のその目で見て感じる。

まだまだ先のことだと思わずに,今日からできることに取り組んでみましょう。

 

〈生徒の感想〉

・高い目標をあえて設定して,そこに向かって頑張ることで,今の自分を超えていこうと思った。

・やりたいことがたくさんあるので,興味がわいたことについて深く調べたり,実際に行ってみたり,「実行」していきたいと思った。

・スマホやゲームなどの誘惑に負けず,自己管理をしたいと思った。また,計画的に効率よく時間を使いたい。

・私たちから大学入試が変わることから,大きいことをやらなければならないような感じがして,何をしていいのか分からなかった。なんとなくのイメージでしかない将来のことや就職のことについても,まず,自分がしなければならないことが見えてきたような気がした。目標に向かって頑張りたい。

・先輩方の事例を聞いて,行動力がすごいと思った。私も夢を実現できるように,大学に行く意味やどんな自分になりたいかをしっかり考えたいと思った。

平成30年度 総合的な学習の時間で「秋のセト☆トーク」を開催しました。

本校は,今年度の学校経営目標に「生徒につけたい6つの力(受けとる力・伝える力・つながる力・考える力・見つける力・より良くなろうとする力)」を設定し「総合的な学習の時間~ひたぶるタイム~」を核に「未来をよりよくするために探究する」をテーマにした学びを企画・実践しています。

先日10月2日(火)文部科学省の木村直人氏をファシリテーターにお迎えし,「秋のセト☆トーク」と題して,「未来をよりよくするために地域の課題を知る」というテーマにした1年生の取組「セト☆ラボ」【地域の方を囲む会】と「2030を見通した地域の課題について,SDGsから何を考えるか。提案できるか。」というテーマにした2年生の取組「S☆ラボ」【中間発表会】を実施しました。

1年生【地域の方を囲む会】では,地元赤磐市および地元企業の方々から,普段の取組や,地域の課題について,大変丁寧かつ分かりやすく語っていただき,生徒たちは真剣に耳を傾けていました。「みなさんの若い力が必要です!」というお言葉には,生徒たちも大いに刺激を受け,質疑応答でも盛んに質問をし,地域の課題を「自分のこと」として捉えようとする姿勢がうかがえました。

2年生は,1年次に発表した内容を,再度ポスターセッション形式で発表しました。次に,現在「総合的な学習の時間 S☆ラボ」で取り組んでいるSDGsの観点から社会の諸問題について研究しているテーマの【中間発表会】を,同様にポスターセッション形式で行いました。1年生もそれぞれのポスターセッション会場を回り,来年の自分たちの発表に備えて,真剣に先輩たちの発表を聞き,盛んに質問していました。

そして,2年生の代表チームのセッションでは,環太平洋大学 次世代教育学部国際教育学科学科長小川正人氏,日本オリーブ取締役吉田靖弘氏,岡山大学地域総合研究センター実践型教育プランナー吉川幸氏にご登壇いただきました。代表チームは,赤磐の桃の皮の廃棄ロスを課題としてとらえた「お肌ピチピーチ」というハンドクリームの提案をし,「SDGs12番」のゴールを目指していくという趣旨の発表をしました。セッションでは提案の矛盾や開発のアイデアについて先生方と熱く語りました。

また,岡山大学副理事青尾謙氏,岡山県教育庁日比謙一郎教育次長にもお越しいただき,リフレクションしていただきました。定金龍輔指導主事,赤磐市役所・企業・大学・県内外の公立私立高校・中学校から50名を超える講師の先生・見学の先生をお迎えして大変にぎやかで学びの深い発表会になりました。

このたびの発表会に御来校いただいた皆様をはじめ,地域の皆様へ,厚く御礼申し上げます。

なお,平成30年10月10日(水)には,日本テラデータ株式会社 金井啓一氏(コーポレート・エバンジェリスト/エグゼクティブ・コンサルタント)をお迎えしてのワークアップや御講演「データからSDGsを考える」を予定しています。

 

1年生【地域の方を囲む会】の様子

 

2年生【中間発表会】ポスターセッションの様子

 

2年生「代表チームのセッション」の様子

 

リフレクションの様子

【生徒の感想】

(1年生)

1学期に引き続いて,自分たちの生活している地域の諸課題を改めて見直すことができた。来年は自分たちの番なので,今よりももっと深く地域との関わりを見つめ直し,よい発表ができるようにしたい。

(2年生)

1年生のよい手本になれるように,濃い内容を分かりやすく伝えることに気を付けて発表することができた。また,自分たちが1年生の頃のポスターの良い点,良くない点が再認識できた。

中間発表会を通じで,視点が変わった気がする。発表後のセッションで来賓の方や1年生と意見を交わしたことを,今後の活動に生かしていきたい。文部科学省・木村直人課長の仰っていた「常識にとらわれない」を念頭に置き,今後さらに学びを深めていきたい。

(2年生の代表チーム)

私たちは商品開発を発表したが,発表までの時間がなくて大変でした。しかし,メンバーのみんなが頼もしくてとても楽しい活動でした。発表してみてたくさんの課題が見つかりましたが,このメンバーたちとだったらできる気がします。また,次の私たちの発表を期待してください。

 

社会貢献活動を行いました。

瀬戸高校では,7月26日(木)から8月2日(木)までの間,近隣各地で社会貢献活動を行いました。

今年度も快く本校生徒を受け入れて下さった施設の皆様に,厚く御礼申し上げます。

お世話になっている地域の方々やよく使わせていただいている施設設備,地域環境美化のために,精一杯取り組んでいました。

また,活動先で,一生懸命な姿や子供とのかかわり方を褒めていただいた生徒の表情は,少し自信がついて頼もしくなったように見えました。

(アルテピアせと)

( 江西小学校なでしこ)

(江西桜こども園)

(玉井桜保育園)

〈生徒の声〉

「はじめは戸惑いもあったが,慣れてくると積極的にコミュニケーションがとれるようになった」

「子供たちのお世話をしてみて,うまくいかないこともあったけれど,周りに集まってきてくれるのがとてもうれしかった」

吹奏楽部が小学校で演奏会をしました。

本校で取り組んでいる社会貢献活動の一環として、吹奏楽部が7月26日(木)に江西小学校と千種小学校で演奏会を行いました。

各小学校の学童クラブを利用している子どもたちが熱心に演奏を聴いてくれただけでなく,知っている曲を元気な大きな声で歌ってくれました。

また,吹奏楽部員が一生懸命考えた楽器紹介では,楽器の説明に驚いたり,音色の違いを聴き比べたり,いろんな反応をしてくれました。

一生懸命に準備をしたことや練習したことを,喜んでもらえたり楽しんでもらえたことは,吹奏楽部にとって,とても貴重で嬉しい機会になりました。

今後ともこのような地域に貢献できる活動を続けていきたいと思います。

 

 

 

〈部員の声〉

「演奏に合わせて大合唱してくれたことが,とてもうれしかった」

「準備や練習が大変でしたが,小学生が喜んでくれてよかった」