生徒国際イノベーションフォーラムに参加しました。

8月11日(火)・12(水),生徒国際イノベーションフォーラム(ISIF)のメインイベントであるライブトークが開催されました。これは,OECD(経済協力開発機構)協力のもとに生まれた産学コンソーシアムである,日本イノベーション教育ネットワーク(ISN:代表 東京大学公共政策大学院教授 鈴木 寛 氏、共同代表 福島大学学長 三浦浩喜 氏)が主催する国際フォーラムです。瀬戸高校は昨年度の埼玉大会にも参加しています。今年は京都で開催される予定でしたが,コロナ禍のためオンラインでの開催となりました。本校からは3年生7名・2年生4名の計11名が参加しました。世界各国からも高校生年代の若者が多く参加し,約300名の大きなミーティングとなりました。 総合司会を本校3年生の中島遥さんが務め,英語で各国の参加者に会議の流れなどを案内しました。参加者は,自分の学校の紹介や探究の取組などを紹介し,現在の教育や学校の課題,そして未来の教育や学校について語り合うなどのディスカッションを行いました。ブレイクアウトセッションでは,英語のみのセッションもありましたが,頑張って自らの取組や思いを語っていました。
 2日間にわたっての長時間の会議でしたが、みんなの顔には充実感があふれていました。

※公式HP
・生徒国際イノベーションフォーラム(ISIF)  https://forum2020.innovativeschools.jp/jp/
・日本イノベーション教育ネットワーク(ISN)  
https://innovativeschools.jp/
(瀬戸高校がTOPページに載っています!)

第44回全国高等学校総合文化祭に書道部が出展しました。

 文化部のインターハイと言われる総文祭。瀬戸高校書道部は,2年生の今田朱莉さんの作品が岡山県の審査を突破し,代表として出場することができました。銭謙益の詩をたて242cm,よこ91cmの紙に北魏の時代の力強い作風で書き上げました。字間,行間をそろえるのに苦労しました。
 今年は高知県で開催される予定でしたが,コロナのため残念ながらWEBでの発表になりました。日頃の鍛錬の成果をぜひ御覧ください。 

※下記の大会公式HPから見ることができます。 (10/31まで公開)

https://www.websoubun.com/dept/calligraphy/area/6.html

「銭謙益詩」
約242cm×91cmの大作です

備前焼づくりに挑戦しました。

7月30日(木)に「ひたぶるタイム」(総合的な探究の時間)の「S☆ラボ」(2年生)でチームを組む3名が,備前市の岡山県立備前緑陽高校を訪問し,備前焼の作陶に挑戦しました。このチームはSDGsの11番(都市)と12番(生産・消費)をテーマとして探究学習に取り組んでおり,世界的に有名な備前焼と東区の卵で作ったプリンを合わせて特産化できないかと試行錯誤しています。そこで,備前市にある同校にお願いしたところ快諾いただき,今回の作陶体験が実現しました。同校の今井直子先生に御指導いただき,説明の後に粘土から容器づくりにチャレンジしましたが,なかなかうまくいかず,あっという間に時間が過ぎました。何とか一つが形になり,今後焼き上げていただけるとのことで完成が楽しみです!

東京大学と連携した研究授業を行いました

7月15日(水) 1年生の数学と2年生の国語(現代文)において、今年度初めての公開授業を行いました。瀬戸高では昨年度から、東京大学CoREF(※)と連携した「新しい学びプロジェクト」という全国的な研究組織に加盟しています。これは、東京大学で研究されている「知識構成型ジグソー法」という授業法による協調学習の実践を研究するプロジェクトです。新学習指導要領の軸となる「主体的・対話的で深い学び」につながる取組で、今年度は地域の中学校や岡山県の高校にも輪を広げるため、授業を公開しました。
 2時間目の数学では、2次関数を題材に、大きな問いを3つの要素に分けてそれぞれをエキスパートチームで考え、その結果を各グループに持ち帰り統合して大きな問いの解決にあたるという、まさにジグソーパズルを組み立てていくような授業展開でした。仲間と気づきを共有しながら解決に向かうこの学習は、主体的・対話的で深い学びにつながっていくものでした。
 3・4時間目は現代文の授業でした。「プレゼンテーションをつくる」ことを目標として、思考ツールを使いながら、エキスパートセッションでの議論から各グループでの共有と整理、そしてプレゼンへの表現、と流れていく展開でした。生徒も試行錯誤を繰り返しながら、自分の思考を整理し、言葉にしていく過程が、「思考力・判断力・表現力」をしっかりと養う学びにつながっていました。
 当日の授業は、新しい試みとして、オンラインでも参観できました。定点カメラと移動カメラの2台を使って中継し、臨場感が伝わったと好評でした。

※東京大学大学総合教育センター・大学発教育支援コンソーシアム推進機構
 (Consortium for Renovating Education of the Future)

山陽新聞 7月17日掲載

久々の登校・新クラス発表(^^)/

 コロナウィルスの感染拡大が毎日のように取りざたされる中,瀬戸高校では岡山県の指針に則り,マスクの着用,3密にならない,手洗いや消毒・換気を推奨しつつ,4月7日(火)午前8:00から,新2,3年生の新クラス発表を行いました。

 新クラス・新担任の発表を待つ生徒の姿を見ると,こちらがお願いしたとおり,ほとんどの者がマスクを着用して登校していました。もちろん,教職員は全員マスク着用です!

 いよいよ発表の瞬間となり,生徒たちは期待に胸を躍らせて掲示板の周りにやってきました。教員は,お互いが接近しすぎないように注意を喚起しています。

 このあとは,明日の入学式のための校内清掃とホームルームを行い,諸連絡や今後の日程の紹介,コロナウィルス感染拡大の防止に向けての指示などを行い,11:00には終了・下校しました。

 明日からの主な日程は以下の通りです。コロナウィルス対策のため,例年行えるはずの行事(退任式など)が行えず,心苦しい限りですが,何卒ご容赦ください。

  • 4月8日(水) 8:50新入生クラス発表,10:00~入学式,その後写真撮影
    • 10:00~11:00の間に2年生登校,写真撮影
    • 12:30までに3年生登校
    • 新任式・始業式
    • 13:50にホームルーム
    • ~14:40 3年生写真撮影
  • 4月9日(木) コロナウィルス対策として4~7限を5分短縮授業
    • 1年生:オリエンテーション
    • 2年生:1~3限宿題考査(各45分),以降5分短縮授業
    • 3年生:1~3限45分授業,以降5分短縮授業
  • 4月10日(金) 全学年午前中5分短縮授業ののち,午後身体計測(3密にならないよう配慮しつつ実施します。

 来週以降も,コロナウィルスの感染拡大については予断を許さない状況が続きますが,瀬戸高校では岡山県の指針に則り,マスクの着用,3密にならない,手洗いや消毒・換気を推奨し,意識させる指導を続けてまいります。御家庭におかれましても,不要不急の外出を控えるなど,感染拡大防止に御理解と御協力をよろしくお願いいたします。なお,今後の情勢の変化につきましては,随時39メールや瀬戸高校ホームページ,そしてこのブログ「ひたぶる日誌」等で,機を逃すことなくお伝えしするよう努めてまいりますので,メールやホームページのチェックの頻度を高めていただければ幸いです。

何卒よろしくお願いいたします。