新クラス発表・退任式

4月6日(金),瀬戸高校では新2年生・3年生の新クラス発表がありました。
生徒たちは,昇降口に掲示された新クラス名簿を見て,歓声をあげていました。
新しい学年,新しいクラスにおいても,心を新たに頑張ってくれることでしょう。

その後体育館で退任式が行われ,生徒たちは,本校を去られる先生方の
お話に真剣に耳を傾け,別れを惜しんでいました。
職員・生徒一同,本校を去られる先生方の益々の御活躍を祈念しております。

本当にありがとうございました。

 

ドキドキの新クラス発表

退任式の様子

 

本校1年生を対象に主権者教育を行いました。

テーマは昨年と同じ「請願を通した政治参加」です。
政治参加には参政権(選挙権)だけではなく、請願という方法があることについてはすでに地歴公民科目「現代社会」で学んでいましたが、今回より深く学習しました。
本校地歴公民科教諭の則武の講義を聴いた後、請願書を完成させる班別学習にはいりました。ほぼ実際に使用されている書式を使い、班ごとに意見交換しながら請願書をまとめていきました。実際にどういった形で要望を書くのか、またどういった手続きが必要なのかなども助言されながら真剣にまとめていました。
半年にわたって取り組んだ地域の魅力と課題を見つける取り組み(セト☆ラボ)の延長で行われたこともあり、地域の担い手としての自覚を芽生えさせる効果があったと感じられました。

○「振り返りシート」から
・請願書は必ず取り上げられるものではないことが分かった。自分たちが選挙とはちがう方法で住んでいる地域を変えられるのだと知った。
・請願という行為は昔から存在していたのだということが分かった。中学校の時にも学んだが、今回詳しく話を知ることができ良かった。請願権は日常的に行使できると言うことを知って役に立てたいと思った。請願しても取り上げたもらえないことがあると知り、がっかりした。議員さんの署名があれば重要視されることが分かった。
・自分たちが着目していた問題が漠然としたものだったから、それを具体的にしていった。その次に、問題解決のためにはどうすれば良いかを考えなくてはならなかった。
・請願のテーマはすぐに決まったがなぜ自分たちがそれを求めているのかが、話し合いのなかではっきりしていった。
・少子高齢化に着目したが、それは瀬戸内市だけの課題ではないので、瀬戸内市ならではの課題は何かを考えることに苦労した。僕たちが活動を起こしても解決できる課題ではないので、それを受け止めた上での活動を考えるようにした。つまり少子高齢化に負けないぐらい活発な瀬戸内市にしようと考えた。
・住んでいる地域の問題は、たとえば過疎化や晩婚化などと、たいてい国としての問題とかぶっていた。そのような問題はわざわざ自分たちが請願する必要が無いということで選ばなかった。
・実際に書くとなると文章を工夫しなければならず大変だった。
・地域をよりよくするためには自分の意見を出さないといけないと分かった。

 

バドミントン部 ミーティング(定期考査に向けての学習会)を行いました!

 翌日に定期考査発表を控えた2月13日(火)放課後,今年度最後の定期考査に向けて,バドミントン部でミーティングを行いました。この考査が終わると,2年生にとっては,いよいよ3年間の総仕上げの大会となる県総体に向けての練習が始まります。ミーティングは,それに向けて部での目標を再確認するという意味もありました。併せて,顧問が3年団ということもあり,最新の入試情勢を紹介しながら,バドミントンの練習と同じく,日々の学習,とりわけ授業にこつこつ取り組むことが大切である,という話がありました。生徒は熱心に,時には教え合いながら集中して学習していました。

配布プリント《抜粋》

・授業を大事に。予習・授業・復習のパターンを崩さないこと。特に,国公立大は,教科書(=授業内容)以上の内容は出題できないので,授業が大切である。

大切なのは,部と学習のバランス。部の経験は必ず学習に生きるし,学習の成果は部活動に生かせる。

具体的事例
例1)学習に励んだので,集中力がつき,試合中でも集中したプレーができるようになり,戦績がアップした。
例2)試合で格上の相手に勝つことができ,入試でも一つ上のレベルの大学に挑戦しようという意欲がわき,自分の目標以上の大学に合格することができた。

参考文献 野口悠紀雄『「超」勉強法』(講談社)

国語・英語・日本史の学習については,『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話[文庫特別版]』 (角川文庫)も参考になる。

いずれにしても,「不要な科目」というのはない。全教科をバランス良く学習した上で,得意科目を作ることが最重要!

 

1年生「セト☆ラボ」を行いました

平成30年2月8日(木),本校では1年生において,総合的な学習の時間の集大成として「セト☆ラボ」(地域研究室)ポスターセッション発表会とキャリア講演会,ジグソー法授業公開を行いました。

本校の1年生は,昨年10月以来,「総合的な学習の時間~ひたぶるタイム~」において,「生徒たちにつけたい6つの力(受けとる力・伝える力・つながる力・考える力・見つける力・より良くなろうとする力)を設定し,「未来をよりよくするために地域の課題を知る」をテーマにした学びを実践してきました。

ポスターセッションを行うことで,各チームが工夫を凝らした内容を発表し,「地域の未来は,私たちが変えられる」という思いを自分たちなりに伝えることができました。

キャリア講演会では,法政大学キャリアデザイン学部から児美川孝一郎(こみかわ こういちろう)教授を講師にお迎えし,「将来を考えるならば,夢『やりたいこと』だけでなく,能力『やれること』や社会においての役割『やるべきこと』は何なのか,という視点を持つことが大切だ」とのお話をいただき,生徒たちにとって「この次のステップ」への大きなヒントとなりました。

午前中には「社会に開かれた学校」のキャリア教育を推進するにあたって新しい学びを探る授業も公開いたしました。東京大学CoREFが提案する知識構成型ジグソー法授業には,県内外の多くの教員が見学に訪れ,「主体的・対話的で深い学び」の実践に注目していました。

この「セト☆ラボ」の実施に際して,当日多くの方々に御見学いただき,貴重な御意見・御助言・御助力等を賜りましたこと,この場を借りて厚く御礼申し上げます。

ポスターセッションの様子

取組の紹介

キャリア教育講演会

 

(生徒の感想)
多くの方々に「よく調べられている」,「堂々と発表できていた」と言ってもらえたのが本当に嬉しかった。調べた甲斐があった。そして多くの質問も出て「いいね」カードにもびっしりと書いて下さっていた。達成感が大きかった。

ポスター作製にあたって,分かりやすく見やすく,見ている人に伝えるにはどのように描けばよいかを考え,グラフの配置や文字の色使いなどに工夫を凝らした。実際,今回のポスターセッションを通じて,普段役所の方々が,自分たちの知らないところで,地域の活性化のために働いて下さっていたことを知り,今後も地域の魅力について多くのことを知り,少しでも役に立ちたいと思った。

セト☆ラボで,私たちが提案したようなことが,備前市においてもし採用されたら,外国の方も参加されるかもしれない。だから今のうちに自分が得意とする英語の知識をより深めて,グローバル化している世界で活躍できるようにしたい。

今回はポスターも原稿も,全部締め切りギリギリだった。そのことから,普段から締め切りの日を意識して,前もって余裕をもって行動すること,そして英単語テストなどでも,1位を取れるような点数を取って,勉強でも,復習を中心にして繰り返し同じところを解いて知識を深め,先を見越して行動できるようになろう,という思いが強くなった。

ひたぶるに 瀬戸高校 ウォーキング大会実施!!

少し雪もちらつきましたが, 1月26日(金)ウォーキング大会を実施することができました。

毎年, この時期に1,2年生合同で行われるウォーキング大会。今年は学校を出発し,  山陽ふれあい公園,桜ヶ丘地区瀬戸町総合運動公園を経由して帰校する全長20kmのコースでした。昨年の熊山山道を経験している2年生は余裕の表情を見せていましたが,さすがに帰校の時間には疲れ切っていました。1年生は慣れない長距離ウォーキングにへとへとだったようですが,2年生に遅れることなく歩き切ることができました。今年も社会貢献活動の一環として瀬戸町運動公園から帰校までの道中に清掃活動も行いましたが,疲れも見せず「ひたぶる」にごみを集め, 地域の方々に元気な挨拶をする生徒たちの姿がとても誇らしかったです。PTAの御協力のもとに出来上がりました毎年恒例の「豚汁・おにぎり接待」を受ける生徒たちの満足げな表情は,この行事の大きな意義を体現しているかのようでした。御多忙中にも関わらず御協力を賜りましたPTA関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。

ウォーキング大会スタート!!

桜ヶ丘東第1隣接公園で昼食・休憩

最後の休憩地点 瀬戸町総合運動公園を出発。

清掃活動をしながら学校を目指します!

清掃活動の様子

帰校する生徒と豚汁接待

豚汁を食べる生徒