3年生D☆ラボの活動

5月19日(水)3年生の総合的な探究の時間である「D☆ラボ」の活動で,学びの設計書をGoogle Workspaceで入力・作成するための手順の説明を行いました。PC教室やタブレット端末を用いて先生の説明を聞きながら各自で実際にやってみました。これで,いつでもどこでも学びの設計書の入力や共有ができます。便利になりました!


chromebookの活用が始まっています

新入生から導入された一人一台端末のchromebook(クロームブック)を活用した授業が行われています。まだ使い方のガイダンスが中心ですが,英語科ではFormsを使って小テストを行い自動採点を体験したり,家庭学習の課題をカメラ機能で撮影して提出する手順を確認したりなど,ICT機器ならではの活用の仕方も手ほどきされていました。工夫次第で活用の幅も大きく広がるので先生たちもあれこれ試行錯誤しています。生徒の皆さんは早く使い方に慣れるといいですね。

非行防止教室 実施

3月5日(金)のLHRで、1・2年生対象に非行防止教室が行われました。

岡山県警の非行防止教室専門員の塚元さんが来校されて、オンラインで講話をしてくださいました。

どの生徒も真剣に、重要な部分はメモを取りながら話を聞き、生徒個々の規範意識の向上に繋がりました。特に、SNSに関わるトラブルは身近なことであるので、その回避方法等を再確認し、普段の自分の行動を見直す良い機会になったように思います。

オンライン中継の様子です
1・2年生ともに真剣に聞いていました

東京大学と連携した研究授業を行いました

7月15日(水) 1年生の数学と2年生の国語(現代文)において、今年度初めての公開授業を行いました。瀬戸高では昨年度から、東京大学CoREF(※)と連携した「新しい学びプロジェクト」という全国的な研究組織に加盟しています。これは、東京大学で研究されている「知識構成型ジグソー法」という授業法による協調学習の実践を研究するプロジェクトです。新学習指導要領の軸となる「主体的・対話的で深い学び」につながる取組で、今年度は地域の中学校や岡山県の高校にも輪を広げるため、授業を公開しました。
 2時間目の数学では、2次関数を題材に、大きな問いを3つの要素に分けてそれぞれをエキスパートチームで考え、その結果を各グループに持ち帰り統合して大きな問いの解決にあたるという、まさにジグソーパズルを組み立てていくような授業展開でした。仲間と気づきを共有しながら解決に向かうこの学習は、主体的・対話的で深い学びにつながっていくものでした。
 3・4時間目は現代文の授業でした。「プレゼンテーションをつくる」ことを目標として、思考ツールを使いながら、エキスパートセッションでの議論から各グループでの共有と整理、そしてプレゼンへの表現、と流れていく展開でした。生徒も試行錯誤を繰り返しながら、自分の思考を整理し、言葉にしていく過程が、「思考力・判断力・表現力」をしっかりと養う学びにつながっていました。
 当日の授業は、新しい試みとして、オンラインでも参観できました。定点カメラと移動カメラの2台を使って中継し、臨場感が伝わったと好評でした。

※東京大学大学総合教育センター・大学発教育支援コンソーシアム推進機構
 (Consortium for Renovating Education of the Future)

山陽新聞 7月17日掲載