セト☆フェス

2月12日(水)本校にて、「セト☆フェス」が開催されました。

1年生と2年生が「総合的な学習の時間」でそれぞれ取り組んできた「S☆ラボ」の成果を発表する場として、実施されました。 テーマであるエージェンシー(自ら考え行動し、責任を持って社会変革を実現する力)のもとに、1年生はポスターセッションを、2年生はさらにSDGs(国連が定めた,持続可能な発展を実現させるための目標)に沿うものを中心にKP法によるセッションを行いました。 体育館では、2年生代表グループによるセッション発表と、岡山大学からお越しいただいた西田陽介先生、岡山トヨタ自動車HD準備室教育・グループプロモーション事業チーム総合企画部から伊藤佐知子氏、両備ホールディングス代表取締役社長 松田敏之氏、GiFT代表 辰野まどか氏によるご講演、環太平洋大学次世代教育学部国際教育学科長 小川正人氏、ROCKWELLアフリカジーンズプロジェクト代表 祇園涼介氏、そして特別ゲストとして赤磐市長 友實武則氏などによるセト☆トークが行われました。地域のことから考え始め、日本・世界に視野を広げ、そこから自身の学び(進路)へと繋がっていくこの活動。 生徒にとって、非常に貴重な体験・学びの場になったに違いないと考えています。

以下に、当日の様子の写真をご紹介します。

第1部 発表会・好評

両備ホールディングス代表取締役社長
 松田敏之氏による講評

松田敏之氏から本校生徒へ3つのメッセージが送られました。1.夢を持つ(夢を口にする) 2.諦めない 3.口から出すものは綺麗なものだけにする 

第2部 セト☆トーク

辰野まどか氏からは「自分たちの未来を描くことは未来の地球へのギフト、そして自分へのギフト」というメッセージをいただきました。

セト☆トークの様子

最後に友實武則赤磐市長から、ご自身が瀬戸高校卒業生であることと高校生当時の様子。現在の職業に就くまでの経緯やターニングポイントとなった点、いかにチャンスをつかむかなど後輩への熱いメッセージをいただきました。

<生徒の感想>

・大きな問題も小さなところから解決していけばいいということが分かった。

・何事も課題を見つけて取り組むことが大切だと思った。

・興味深い話を聞くことができてとても有意義な時間になった。

・友實市長が瀬戸高の先輩だとは知っていたが、当時の様子を聞いてさらに親しみを感じた。

・先輩からの熱い応援メッセージをいただいて自分も「やってやろう」という気持ちになった。

ひたぶるタイム(総合的探求の時間)

7月17日(水)1年生は6,7時間目にひたぶるタイム(総合的な探求の時間)が行われました。

各班、地域の課題について研究しています。先月に行ったフィールドワークの資料をもとにして,7月29日(月)に行われるセト☆フェスでの発表に向けて準備を行いました。

6時間目はポスター制作と発表原稿の構想を練りました。

7時間目は2年生が参加してくれました。2年生の前で現時点での資料と原稿で発表を行いました。昨年の経験をもとにポスターの構成や発表原稿について適切なアドバイスをもらいました。

生徒の声

1年生:2年生からいろいろなアドバイスをもらい参考になりました。指導してもらったことを参考にポスター作成を頑張りたい。

2年生:短い期間なのによく工夫している。発表を頑張ってほしい。。

2年生「SDGsと企業」講演会がありました

6月4日(火)に、2年生が学ぶ「地域課題とSDGs,学問分野とのつながり」について、各企業の視点からの講演を聴かせていただきました。

文化・国際分野:ホテルリマーニA/Gディレクター 内田様

経済・経営分野:マルイアカデミー副校長 常本様

環境・工学・化学分野:ナカシマプロペラ人材開発部係長 稲垣様、日本オリーブ取締役製造部長 吉田様

医療・看護・福祉分野:アルテピアせと統括看護部長 北山様、赤磐市熊山診療所看護師長 松井様

教育分野:江西桜こども園園長 谷本様、赤磐市中央公民館館長 杉原様

以上の皆様に企業の課題等について講演をしていただき、生徒は一生懸命メモを取りながら真剣に聴いていました。

また、講演後はチームに分かれて聴き取ったことについて共有しました。

これからもSDGsを通して様々なことを学び、地域をより良くするために何ができるか考えていきたいと思います。

異学年交流が進んでいます!(1年生 セト☆ラボの発表に向けて2年生からアドバイスをもらいました。)

1月16日(水)7限に,「セト☆ラボ 2年生の家庭教師」として,2年生が1年生のためにたくさんのアドバイスをしてくれました。

 

現在,2月6日(水)に行われる,『セト☆フェス』でのポスターセッション発表会へ向けて準備を進めている1年生ですが,このポスターでうまく伝わるだろうか,発表内容はわかりやすくまとまっているだろうか,と不安に感じている班も多くあります。

そこで,昨年度ポスターセッションを経験している2年生が家庭教師となって,よりよい発表となるように一緒に考えてもらいました。

部活動の先輩や同じ中学の先輩など,顔見知りの先輩に少し照れながらも精一杯伝えていた1年生の様子に,2年生はとても優しく,そして分かりやすく寄り添ってくれていました。

 

 

発表の様子だけでなく,ポスターの内容や見易さについてもたくさんのアドバイスをもらったので,2月6日(水)の発表会本番に向けて各班まだまだ頑張ります。

 

 

≪1年生の感想≫

・自分たちでは見つからない改善点がたくさん見つかった。

・先輩の失敗談を教えてもらえて,アピールポイントをもっと明確にして伝えていこう,とグループ内での結束が強まった。

・しっかり伝えようと思い,原稿をしっかり見ることを意識したので,目線が下がって声が届きにくいということが分かった。発表の練習をたくさんして,表情にも注意して発表に臨みたい。

 

1年生 香川大学 山崎裕正先生による進路講演会

10月31日(水)7限,1年生を対象に,香川大学 山崎裕正先生による進路講演会が行われました。

山崎先生は瀬戸高校のご出身ということで,『「未来」を知って,自分の「進路」を考える』をテーマに熱く濃いお話をしていただきました。

①「未来」がどうなっていくのかを予測し,変わっていく世の中でどのように活躍できる人になっていくのか,またそのために必要なことは何だろうか

②大学に行く意味,自分を成長させる大学選びについて

③2020年からの大学入試について

④自分が今からできること,やっておくべきこと

 

1年生の中には,自分の「未来」について漠然としていて,深く考えるきっかけや手段がなかった生徒も多くいたと思います。

しかし,講演会を通して,3年後の自分やもっと先の自分について具体的に想像し,考えを深める良い機会になったのではないでしょうか。

 

特に,「大学をどのように選ぶのか」については,夢を実現させた先輩方の例をもとに,チャンスをつかみ行動することの大切さを学びました。

「優れた友人,先輩,研究,先生」に出会える「チャンスが多くある」大学の中で,自分を成長させていくための環境が整っているか,様々な視点で自分のためになる進路をしっかり見極めることが必要です。そのためにも,きちんとした大学調べをし,実際に自分のその目で見て感じる。

まだまだ先のことだと思わずに,今日からできることに取り組んでみましょう。

 

〈生徒の感想〉

・高い目標をあえて設定して,そこに向かって頑張ることで,今の自分を超えていこうと思った。

・やりたいことがたくさんあるので,興味がわいたことについて深く調べたり,実際に行ってみたり,「実行」していきたいと思った。

・スマホやゲームなどの誘惑に負けず,自己管理をしたいと思った。また,計画的に効率よく時間を使いたい。

・私たちから大学入試が変わることから,大きいことをやらなければならないような感じがして,何をしていいのか分からなかった。なんとなくのイメージでしかない将来のことや就職のことについても,まず,自分がしなければならないことが見えてきたような気がした。目標に向かって頑張りたい。

・先輩方の事例を聞いて,行動力がすごいと思った。私も夢を実現できるように,大学に行く意味やどんな自分になりたいかをしっかり考えたいと思った。