3学期がいよいよ始まります!

 本校では,1月8日(水)より,3学期が始まりました。 始業式後,1・2年生は宿題考査,3年生は特別授業と,生徒たちは初日から気持ちを新たに机に向かっています。温かく見守っていただければ幸いです。

始業式で校長先生は,今年の暖冬についてふれつつ,3つのことについてお話をされました。一つ目は冬の大三角形のひとつベテルギウスに超新星爆発の可能性があることについて,二つ目は,今年のセト☆フェスのテーマがエージェンシーに決定したことついて。「エージェンシーとは、自ら考え,主体的に行動して,責任をもって社会変革を実現していく力のことなんだ。瀬戸高生には着実にその力がついているんだ。」と。そして,三つ目が,「命を大切に。自分の身は自分で守ること。」年末に,岡山県下の高校生が交通事故にあう事件があり,身の引き締まる思いで生徒は校長先生のお話しに耳を傾けていました。

最後に「新学年に向けてやるべきことをしっかりやって,充実した3学期にしよう。」と締めくくられました。

始業式後に,2年生がOECD主催の第5回ISN(Japane Inovative Schools Network)2.0研究会に参加した成果を全校生徒の前で報告してくれました。「全国のさまざまな学校の生徒が集まる中,自分たちが行っている活動には価値があることを実感した。また、瀬戸高校の活動の中で、たくさんの先生方による支援(ティーチャーエージェンシー)を感じている。」と発表のなかで述べていました。発表後にインタビューしたところ,「あがってしまって,上手く発表できなかった。3月に神戸で行われる第6回ISN研究会までに練習を重ねたい。」と今後の意気込みを語ってくれました。さらなる活躍に期待しましょう!

今学期は,3年生は1月18・19日に大学入試センター試験,1・2年生は1月31日にウォーキング大会,2月12日にセト☆フェスがあります。 寒さがますます厳しくなりますが,瀬戸高生は元気に,ひたぶるに活動していきます!

イベント盛りだくさんの瀬戸高校3学期,始まります!

平成30年度 総合的な学習の時間で「秋のセト☆トーク」を開催しました。

本校は,今年度の学校経営目標に「生徒につけたい6つの力(受けとる力・伝える力・つながる力・考える力・見つける力・より良くなろうとする力)」を設定し「総合的な学習の時間~ひたぶるタイム~」を核に「未来をよりよくするために探究する」をテーマにした学びを企画・実践しています。

先日10月2日(火)文部科学省の木村直人氏をファシリテーターにお迎えし,「秋のセト☆トーク」と題して,「未来をよりよくするために地域の課題を知る」というテーマにした1年生の取組「セト☆ラボ」【地域の方を囲む会】と「2030を見通した地域の課題について,SDGsから何を考えるか。提案できるか。」というテーマにした2年生の取組「S☆ラボ」【中間発表会】を実施しました。

1年生【地域の方を囲む会】では,地元赤磐市および地元企業の方々から,普段の取組や,地域の課題について,大変丁寧かつ分かりやすく語っていただき,生徒たちは真剣に耳を傾けていました。「みなさんの若い力が必要です!」というお言葉には,生徒たちも大いに刺激を受け,質疑応答でも盛んに質問をし,地域の課題を「自分のこと」として捉えようとする姿勢がうかがえました。

2年生は,1年次に発表した内容を,再度ポスターセッション形式で発表しました。次に,現在「総合的な学習の時間 S☆ラボ」で取り組んでいるSDGsの観点から社会の諸問題について研究しているテーマの【中間発表会】を,同様にポスターセッション形式で行いました。1年生もそれぞれのポスターセッション会場を回り,来年の自分たちの発表に備えて,真剣に先輩たちの発表を聞き,盛んに質問していました。

そして,2年生の代表チームのセッションでは,環太平洋大学 次世代教育学部国際教育学科学科長小川正人氏,日本オリーブ取締役吉田靖弘氏,岡山大学地域総合研究センター実践型教育プランナー吉川幸氏にご登壇いただきました。代表チームは,赤磐の桃の皮の廃棄ロスを課題としてとらえた「お肌ピチピーチ」というハンドクリームの提案をし,「SDGs12番」のゴールを目指していくという趣旨の発表をしました。セッションでは提案の矛盾や開発のアイデアについて先生方と熱く語りました。

また,岡山大学副理事青尾謙氏,岡山県教育庁日比謙一郎教育次長にもお越しいただき,リフレクションしていただきました。定金龍輔指導主事,赤磐市役所・企業・大学・県内外の公立私立高校・中学校から50名を超える講師の先生・見学の先生をお迎えして大変にぎやかで学びの深い発表会になりました。

このたびの発表会に御来校いただいた皆様をはじめ,地域の皆様へ,厚く御礼申し上げます。

なお,平成30年10月10日(水)には,日本テラデータ株式会社 金井啓一氏(コーポレート・エバンジェリスト/エグゼクティブ・コンサルタント)をお迎えしてのワークアップや御講演「データからSDGsを考える」を予定しています。

 

1年生【地域の方を囲む会】の様子

 

2年生【中間発表会】ポスターセッションの様子

 

2年生「代表チームのセッション」の様子

 

リフレクションの様子

【生徒の感想】

(1年生)

1学期に引き続いて,自分たちの生活している地域の諸課題を改めて見直すことができた。来年は自分たちの番なので,今よりももっと深く地域との関わりを見つめ直し,よい発表ができるようにしたい。

(2年生)

1年生のよい手本になれるように,濃い内容を分かりやすく伝えることに気を付けて発表することができた。また,自分たちが1年生の頃のポスターの良い点,良くない点が再認識できた。

中間発表会を通じで,視点が変わった気がする。発表後のセッションで来賓の方や1年生と意見を交わしたことを,今後の活動に生かしていきたい。文部科学省・木村直人課長の仰っていた「常識にとらわれない」を念頭に置き,今後さらに学びを深めていきたい。

(2年生の代表チーム)

私たちは商品開発を発表したが,発表までの時間がなくて大変でした。しかし,メンバーのみんなが頼もしくてとても楽しい活動でした。発表してみてたくさんの課題が見つかりましたが,このメンバーたちとだったらできる気がします。また,次の私たちの発表を期待してください。

 

1年生セト☆ラボ 地域の方を囲む座談会のまとめ

1年生は6月20日(水)7限に,先週の座談会のまとめを行いました。

話を聞きながら取ったメモを元に,地域の課題や未来,自分が考えてみたいことなどを付箋に書き,分類しながら班員と話し合いました。生徒は最初こそ戸惑っていましたが,段々と要領よく進めることができました。

最後に,「いいね!付箋」にお互いの良かった所を書いて渡し,終了しました。

生徒は,「付箋に書いていくと,課題の多さに驚いた」「いいね!付箋が嬉しかった」と,前向きに取り組んでいます。

1年生「セト☆ラボ」を行いました

平成30年2月8日(木),本校では1年生において,総合的な学習の時間の集大成として「セト☆ラボ」(地域研究室)ポスターセッション発表会とキャリア講演会,ジグソー法授業公開を行いました。

本校の1年生は,昨年10月以来,「総合的な学習の時間~ひたぶるタイム~」において,「生徒たちにつけたい6つの力(受けとる力・伝える力・つながる力・考える力・見つける力・より良くなろうとする力)を設定し,「未来をよりよくするために地域の課題を知る」をテーマにした学びを実践してきました。

ポスターセッションを行うことで,各チームが工夫を凝らした内容を発表し,「地域の未来は,私たちが変えられる」という思いを自分たちなりに伝えることができました。

キャリア講演会では,法政大学キャリアデザイン学部から児美川孝一郎(こみかわ こういちろう)教授を講師にお迎えし,「将来を考えるならば,夢『やりたいこと』だけでなく,能力『やれること』や社会においての役割『やるべきこと』は何なのか,という視点を持つことが大切だ」とのお話をいただき,生徒たちにとって「この次のステップ」への大きなヒントとなりました。

午前中には「社会に開かれた学校」のキャリア教育を推進するにあたって新しい学びを探る授業も公開いたしました。東京大学CoREFが提案する知識構成型ジグソー法授業には,県内外の多くの教員が見学に訪れ,「主体的・対話的で深い学び」の実践に注目していました。

この「セト☆ラボ」の実施に際して,当日多くの方々に御見学いただき,貴重な御意見・御助言・御助力等を賜りましたこと,この場を借りて厚く御礼申し上げます。

ポスターセッションの様子

取組の紹介

キャリア教育講演会

 

(生徒の感想)
多くの方々に「よく調べられている」,「堂々と発表できていた」と言ってもらえたのが本当に嬉しかった。調べた甲斐があった。そして多くの質問も出て「いいね」カードにもびっしりと書いて下さっていた。達成感が大きかった。

ポスター作製にあたって,分かりやすく見やすく,見ている人に伝えるにはどのように描けばよいかを考え,グラフの配置や文字の色使いなどに工夫を凝らした。実際,今回のポスターセッションを通じて,普段役所の方々が,自分たちの知らないところで,地域の活性化のために働いて下さっていたことを知り,今後も地域の魅力について多くのことを知り,少しでも役に立ちたいと思った。

セト☆ラボで,私たちが提案したようなことが,備前市においてもし採用されたら,外国の方も参加されるかもしれない。だから今のうちに自分が得意とする英語の知識をより深めて,グローバル化している世界で活躍できるようにしたい。

今回はポスターも原稿も,全部締め切りギリギリだった。そのことから,普段から締め切りの日を意識して,前もって余裕をもって行動すること,そして英単語テストなどでも,1位を取れるような点数を取って,勉強でも,復習を中心にして繰り返し同じところを解いて知識を深め,先を見越して行動できるようになろう,という思いが強くなった。

2年生進路講演会

img_28821
12月1日(木)6・7限の総合的な学習の時間に,高松予備校の太田浩二先生をお招きして、2年生を対象とした「進路実現に向けて」の講演会を実施しました。 大学入試に関する豊富なデーターを元に、先生自らの体験を交えながら「努力の継続」「将来の目標をもった上での進路選択」が夢の実現につながると熱く語って下さいました。3年0学期まで、残すとことろ後一ヶ月です。生徒達も自分の進路について、見つめ直す貴重な時間となりました。