「岡山大学SDGsと学問」講義&座談会を開催しました。

5月7日(火),瀬戸高校で,「岡山大学SDGsと学問」講義&座談会を開催しました。

岡山大学から5名の先生方

青尾 謙 先生(大学院ヘルスシステム総合科学研究科)

上村 弘子 先生(大学院教育学研究科)

西田 陽介 先生(大学院社会文化科学研究科)

岡安 光博 先生(大学院自然科学研究機械システム工学専攻)

狩野 光伸 先生(大学院ヘルスシステム総合科学研究科)

をお招きして,2年生は,「地域課題とSDGs,学問分野とのつながり」について,各専門の分野からの講義を聴かせていただきました。本校の生徒とSDGsの探究活動をわかりやすく説明していただき,講義後は,1・3年生も加わって座談会でそれぞれの先生方と交流をさせていただきました。

生徒たちは,5つの分野(文化,教育,社会,環境,医療)に分かれ,それぞれのテーマで講義を受けたり,座談会を行なったりしています。

 

「文化」をテーマに青尾先生から,自分の体験を元に「国際/異文化体験から得られるもの」について講義をしていただきました。

「教育」をテーマに上村先生から「ニジェール」という国の郷土や文化を題材にして,すべての人に教育が必要かどうかについて講義をしていただきました。

「社会」をテーマに西田先生から,3年生が商品化した防災キャンディーとお肌ピチピーチのハンドクリームを題材にして,マーケティング・ファイナンスについての講義をしていただきました。

「環境」をテーマに岡安先生から,センサー付の白杖の開発に至る経緯などについて講義をしていただきました。またその実物も見せていただき,生徒も興味津々でした。

「医療」をテーマに狩野先生から、生徒が目に見えないものに問題意識を持つようにと生徒に質問をし,様々な医療に関するキーワードを膨らませながら講義をしていただきました。

 

座談会の様子①

座談会の様子②

 

【生徒の感想】

・問いを立てて仮説を考えて,動いてみるのがいいって新鮮!

・日本とニジェールの教育の比較が面白かった!

・2つ目に聴いた経済分野に興味がわいた,思っていなかったけど経済もいいかな。

・座談会での先輩の質問は小児医療だったり,医療の国際比較だったり,自分の将来を見据えた質問だった。

 

先生方,ありがとうございました。

STOPit講演会を開催しました。

4月26日(金) ,瀬戸高校では「STOPit講演会」が行われました。

本校生徒を対象に,ストップイットジャパン株式会社 代表取締役 谷山大三郎先生をお招きし,「助けたい人を助けられる社会を目指して」という内容で,いじめやメディアについて講演していただきました。

講演の中では,ご自身の経験も踏まえながら,困った時に解決方法を知っている人とつながる・つなげるためのツールとして,STOPitの活用法をなどを教えていただきました。

実際に自分のスマートフォンを使い,アプリをダウンロードして登録の手続きをしたり、STOPitの使い方を説明していただいている様子です。

 

【生徒の感想】

「困ったことがあったときに,自分のスマートフォンを使って相談できるのは良いと思う。」

「匿名性があり,気軽に相談しやすい。」

健康講座が開催されました!

11月16日(金),本校1・2年生を対象に健康講座が開催されました。「響きあう命の力〜AIDSを通して性と人権を考える〜」と題して,HIVと人権・情報センター元理事長の五島真理為さんの講演を聞きました。

<講演会の様子>

[生徒の感想]

・AIDSには「支」「愛」「助」などの意味が含まれている美しい言葉だということを知り,AIDSに対するイメージが少し変わった。(中略)様々な難病と闘いながら生きている人がたくさんいるということを改めて考えさせられて,自分が今こうやって普通に学校に通えていて病気もなく健康に過ごせていることが当たり前だと思ってはいけない,幸せなことなんだと感じられた。

・音楽を通して,命の大切さや自分の名前の大切さについて学ぶことができた。(中略)AIDSは薬でも感染するかもしれないと知って恐ろしくなった。「レズ」や「ゲイ」は単に同じ性別の人が好きなのではなく,染色体に女性,男性のものが混ざって起きる「個性」であることがわかった。

人権教育講演会が行われました!

11月8日(木),6・7限に人権教育講演会が行われました。講師に,笠岡第一病院小児科医師宮島裕子先生をお招きし,「高校生の君たちへ・・・将来について,子どもをもつことについて考える」と題して講演をいただきました。少子高齢化や妊娠・出産について,人類の特性である自立について,そして“子育ち親育ち”の醍醐味について,自身の子育て体験や職場での現状をふまえて分かりやすく話をしてくださいました。また最後には,受験を控えた生徒たちに対して睡眠の大切さなどを医学的見地から説明してくださいました。

<講演会の様子>

[生徒の感想]

・改めて命の尊さや自立することについてなど,多くのことを学ぶことができました。親に感謝の気持ちを伝えようと思いました。

・自立の本当の意味,自分を知って目標を達成するための方法などを考えること,また時には人を頼ることなどを含めて自立できたらいいなと思った。

・子育てなんてずっと先のことと思っていて全然わかっていなかったけど,考えていかないといけない時期なんだと思った。自分の親に大切に育ててもらったから,今度は自分の番。子どもに関わる職業に就きたいと改めて思った。

1年生 香川大学 山崎裕正先生による進路講演会

10月31日(水)7限,1年生を対象に,香川大学 山崎裕正先生による進路講演会が行われました。

山崎先生は瀬戸高校のご出身ということで,『「未来」を知って,自分の「進路」を考える』をテーマに熱く濃いお話をしていただきました。

①「未来」がどうなっていくのかを予測し,変わっていく世の中でどのように活躍できる人になっていくのか,またそのために必要なことは何だろうか

②大学に行く意味,自分を成長させる大学選びについて

③2020年からの大学入試について

④自分が今からできること,やっておくべきこと

 

1年生の中には,自分の「未来」について漠然としていて,深く考えるきっかけや手段がなかった生徒も多くいたと思います。

しかし,講演会を通して,3年後の自分やもっと先の自分について具体的に想像し,考えを深める良い機会になったのではないでしょうか。

 

特に,「大学をどのように選ぶのか」については,夢を実現させた先輩方の例をもとに,チャンスをつかみ行動することの大切さを学びました。

「優れた友人,先輩,研究,先生」に出会える「チャンスが多くある」大学の中で,自分を成長させていくための環境が整っているか,様々な視点で自分のためになる進路をしっかり見極めることが必要です。そのためにも,きちんとした大学調べをし,実際に自分のその目で見て感じる。

まだまだ先のことだと思わずに,今日からできることに取り組んでみましょう。

 

〈生徒の感想〉

・高い目標をあえて設定して,そこに向かって頑張ることで,今の自分を超えていこうと思った。

・やりたいことがたくさんあるので,興味がわいたことについて深く調べたり,実際に行ってみたり,「実行」していきたいと思った。

・スマホやゲームなどの誘惑に負けず,自己管理をしたいと思った。また,計画的に効率よく時間を使いたい。

・私たちから大学入試が変わることから,大きいことをやらなければならないような感じがして,何をしていいのか分からなかった。なんとなくのイメージでしかない将来のことや就職のことについても,まず,自分がしなければならないことが見えてきたような気がした。目標に向かって頑張りたい。

・先輩方の事例を聞いて,行動力がすごいと思った。私も夢を実現できるように,大学に行く意味やどんな自分になりたいかをしっかり考えたいと思った。