「芸術の秋」を堪能しました

10月21日(金)午後から,本校創立記念並びに岡山教育週間関連事業として芸術鑑賞会が開かれました。「青年劇場」による『オールライト』という作品を鑑賞しました。17才の主人公川西ユキをはじめとした老若男女9人の人間模様が描かれており,“くよくよするな” “言いたいことを言おう,やりたいことをやろう”,そんなメッセージを受け止めながらのあっという間の110分間でした。鑑賞中,鳥取県での地震の揺れを少し感じましたが,生徒は慌てることなく,演出も継続して行われ無事終了しました。ホッとし,少しヒヤッとした秋の一時でした。

[生徒の感想]

・今回の鑑賞で,言葉にすることの大切さを改めて実感しました。‘ 伝えてみなくてはわからない,伝えてみると何かが変わることがあるかもしれない’ と思うことができました。

・鑑賞中,自分の将来のことについて考えさせられ,おばあちゃんの一言一言が胸につきささり自分も頑張ろうと思った。目の前のことを一生懸命にすることがとても大事であることを教わった気がした。

・今日の鑑賞会を通じて,‘ 少しだけでも今を見て今したいことを考えよう’ と思えることが出来たのでよかったです。勉強を強いられ,大人からのプレッシャーから逃げたいという気持ちにもすごくすごく共感し,みちるちゃんの「大丈夫!」は私も言ってほしいと思いました。

芸術鑑賞会

毎年本校では,創立記念日を祝って芸術鑑賞会を行っています。 平成27年度は11月6日(金)本校体育館にて,古典芸能鑑賞「狂言鑑賞教室 -狂言と古典舞-」を滋芸狂言会の方々を招聘して,公演を行っていただきました。

「盆山」や「棒縛」などの演目には,現代にも相通じるユーモアや笑いがあり,楽しく鑑賞することができました。

また,「狂言教室」という形で生徒参加のワークショップが行われ,代表生徒が狂言の所作や発声を実際に教えていただき,とても盛り上がった芸術鑑賞会になりました。