2学期 交通LHR

9月29日(金)秋空のもと,本校グラウンドにて,2学期の交通LHRを行いました。

備前自動車岡山教習所より,河原勇様を講師にお招きして,「ながらスマホ」などという言葉で昨今大きな問題になっている「モバイル機器による,運転・歩行時の注意力低下」や,「内輪差による巻き込み事故の恐ろしさ」についてご講演いただきました。

話し中に注意力散漫になる実証実験

トラックの内輪差を再現した実験

 

講演の最後には,ダミー人形を用いた自転車および自動車の「交通事故再現スタント」を見せていただきました。

猛烈な衝撃と轟音! これがダミーでなく,人間だったら・・・事故とは本当に恐ろしいものです。

(※生徒たちからは十分な距離を取り,安全に細心の注意を払った上で実験を行っております。)

自転車でもこの衝撃!

自動車が時速40kmで自転車と人間に衝突!

自転車も人も無残な姿に…

 

生徒たちからは悲鳴が上がり,自転車程度のわずかなスピードでも,そして自動車が制限速度を守っていたとしても,状況によっては大怪我や死亡につながる大事故になりかねない,という恐ろしさを目の当たりにして,登下校時はもちろんのこと,道路を通行する際には一層の注意が必要であることを強く実感しておりました。

本校では,今後も継続して交通安全の啓発に関するさまざまな取り組みを行って参ります。ご家庭でも,折に触れお子様方の交通安全意識の啓発に努めていただければ幸いでございます。

 

(生徒の感想)

  • モバイル機器の使用により,注意力が低下するのは意識してはいたが,実際にあれほど低下するとは思わなかった。
  • 子供と自転車の衝突再現実験では,「自転車も加害者になりうる」ということが改めて分かった。
  • 自動車と自転車の衝突再現実験では,時速40km/hとは思えないほどの衝撃と音で,あのような事故にあったら到底逃げることはできないと思う。事故を回避するためにも日ごろから交通規則を守り,自転車の安全運転を心がけたい。
  • 本日の講習のおかげで,「当たり前のことを当たり前にする」ことが改めて大切であると再度強く認識できた。