2年生の岡山大学合同学習合宿への参加報告

瀬戸高校2年生の9名が、8月上旬に行われた岡山大学合同学習合宿に参加しました。詳細について、改めて報告したいと思います。

第1日目(8月1日)13:00~ 開会式・基調講演

開会式では、オリエンテーションとともに、初対面の友達ばかりなのでアイスブレイキングをしました。

基調講演は キャリア教育講座 と題して、岡山大学の 中山 芳一 先生による講演でした。

生徒の感想「これからの時代は、多様な能力が求めらるるようになり、そのためにも体験をリフレクションして経験に、さらにその先の学びへとつなげていくことの大切さがわかった。」

 

次に、文系・理系に分かれて、それぞれ英語・数学の特別講座がありました。

英語は 岡山大学教育学部の スコット・ガードナー 先生による特別講義、

数学は 同教育学部の 中川 征樹 先生による特別講義 でした。

生徒の感想「英語だけで授業が行われ、集中することができた。また、他校の人と英語を使ってコミュニケーションすることができたので良かった。数学は、日常に潜む現象を数学的に考えた内容で、数学が日常的に役立っていることが理解できた。」

このあと、会場を岡山国際ホテルに移し夕食。

19:30~岡大特講として、岡山進研学院 大西 弘祐 先生の講義がありました。

生徒の感想「現代文は問題を解くしか勉強法はないと思っていたが、特徴をつかむことがポイントだということが分かった。」

第2日目(8月2日)8:40~ 岡山大学の会場に移動し、

文系は 特別講義と図書館オリエンテーション 岡山大学付属図書館長 今津 勝紀 先生による講義 でした。生徒は大学の図書館の大きさを実感し、学生の利用を見学することができました。

理系は 岡山大学環境理工学部 木村 邦生 先生をはじめとして環境理工学部の先生方、学生の方々による SDGsを目指した環境ものづくり 環境理工学部の学部説明と講演がありました。

生徒の感想「興味ある学部紹介の上に、実際の講義の一片をしていただいたり、学部生活の説明をしていただいて、大学生活をイメージすることができた。」

11:00~15:00まで 探究活動「岡山大学を深く知る」のテーマで、7・8人ごとの班に別れ、各班に学生についてもらって、学生生活や大学の講義を探究していく活動をスタートしました。その話し合いも学生の方を囲んで昼食をとりながらという打ち解けやすい雰囲気の中で行いました。

15:10~2つの英語・数学の講座が前半は岡山大学図書館で、後半は岡山国際ホテルに帰って行われました。

英語は 笠岡高等学校 流尾 卓志 先生、数学は 米子東高等学校 奥田 俊一朗 先生による講義。

生徒の感想「単語力の必要性と、長文の解き方が分かるようになった。事前課題もあって、他校の生徒と教えあったりすることで、理解が深まった。」

第3日目(8月3日)8:40~

国語の特別講座として 岡山大学教育学部 松田 聡 先生 による特別講座がありました。

生徒の感想「古文・漢文、さらには日本史が関連していて、時系列に講義してくれてわかりやすかった。古文や漢文には長短あり、それには助詞が関連していることを知り、助詞・助動詞の大切さがわかった」

11:00から 昨日に続いた探究活動とその発表を行いました。

 

生徒の感想「普段聞くことのできない質問を実際に岡大生にすることができて、勉強になったし貴重な体験ができた。他校の生徒と協力することができたので良かった。」

全般を通しての生徒の感想「最初はめちゃくちゃ不安に思いながら参加したが、だんだん不安も打ち解けて、終わった時にはよい合宿だったと感じることができてよかった。やはりコミュニケーションや思いやりがないとよい交流にならなかっただろうし、今後もそれを大切にしていこうと思った。」、「今回の合宿に参加して、他校の生徒とも仲良くなれ、教えあうという経験もできて、進路に対する意識が高まった。」