1年生対象 小論文ガイダンス

本日3月24日(木),補習の最終日に,瀬戸高校では1年生を対象に,第一学習社「第一小論Net」から森岡厚子先生を講師にお迎えして,小論文ガイダンスを開催しました。

講演会の中で,森岡先生から,小論文は単に国語の力を測るためのものではなく,高校で学習して蓄積した知識を,意味のある形で繋げて客観的に論じ,伝えていく「思考力,判断力,表現力」を測るものであるから,ともすれば知識偏重に陥り易い大学受験勉強のためだけではなく,若い世代の生徒たちが,これからのグローバル社会で生きていくための必須のスキルであること,さらに小論文と作文の本質的な違いから,小論文の書き方のノウハウに至るまで,穏やかな語り口でユーモアを交えつつ,しっかりと教えていただきました。

生徒たちは,返却された自分の小論文を読み返し,メモを取りながら真剣に聞いていました。

瀬戸高校では,今後もこのような機会を積極的に設け,グローバル社会で活躍できる人材育成に努めて参ります。

何卒,御理解,御協力をよろしくお願いいたします。

 

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第18回中国高等学校新人剣道大会出場!

3月19・20日と広島県廿日市市で開催された、中国大会に出場してきました。

予選リーグでは大社高校(島根)と倉吉北高校(鳥取)との3校リーグ。

倉吉北高校には勝利しましたが、大社高校に敗退をしリーグ2位で残念ながら決勝トーナメント進出とはなりませんでした。

選手たちは、大きな舞台で剣道をすることができ、貴重な経験をさせていただきました。

今年度の公式戦はこの中国大会が最後となりましたが、来年度早々に中国大会県予選・地区総体と試合が続きます。今回の経験を活かし、上位に進出できるよう頑張っていきます。

応援をいただきました皆様、ありがとうございました。IMG_8513 IMG_2444 (1)

3学期終業式&瀬戸高「学びのスタンダード」

本日,3学期の終業式が行われ,本校校長・乙部憲彦より,「本年度,夢や目標が見つかった人も,そうでなかった人も,来年度からは自ら主体的かつ積極的に学ぶ高校生活を送ろう」というメッセージを全校生徒に送りました。生徒たちは,自分の今年度を振り返りつつ,静かに,真剣に耳を傾けておりました。

その後,本校教務課長・笹埜により,来年度から全校を挙げて新たにスタートする「瀬戸高学びのスタンダード」に関する講義が,資料や映像を交えながら,約40分間行われました。生徒たちは真剣にメモを取りながら聞いておりました。

「瀬戸高学びのスタンダード」とは,

「『受けた授業をいつでも再現できる,ストーリー性溢れるノート』の取り方」

を中心とした,「主体的な学び方の基準(Standard)」を全校生徒に示して,学年を問わず生徒間の共通理解を図ろうという取り組みです。来年度はこの取り組みを通じて,本校教職員一同,学校を挙げて生徒たちの更なる成績向上に繋がる努力や工夫に取り組んで参ります。

何卒御理解,御協力をよろしくお願い申し上げます。

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サクラ咲く(^O^) 合格発表

本日3月18日(金)9:00より,瀬戸高校の合格発表が行われました。
合格者の受検番号を掲示したホワイトボードの前には,苦しい受験勉強を
勝ち抜いて,今日の合格を手にした中学生の皆さんの笑顔がたくさんありました。
合格者の皆さん,並びに保護者の皆様,本当におめでとうございます。
4月,桜咲く本校のキャンパスで会えることを,教職員一同楽しみにしております。

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第63回卒業証書授与式を挙行致しました。

瀬戸高校は本日3月1日(火)午前10:00より,第63回卒業証書授与式を挙行致しました。

前日からの急な寒波の訪れにも関わらず,足をお運び下さり,お子様方の成長された姿をご覧になった保護者の皆様におかれましては,感慨ひとしおのことと拝察いたします。御来校,まことにありがとうございました。

ならびに本日の卒業証書授与式に際しまして,岡山県教育委員会,PTA,地域の皆様の多数の御臨席を賜り,各界から多くの祝電をいただきましたこと,この場を借りまして厚く御礼申し上げます。

本校教職員一同,本日の晴れの日を迎えられましたことを大変嬉しく思いますとともに,お子様方の未来に幸多からんことを祈念しております。

三年間,大切なお子様方を瀬戸高校にお任せいただき,本当にありがとうございました。

最後に本校校長・乙部憲彦より,「卒業生に贈る言葉」を掲載いたします。本日はまことにおめでとうございます。

卒業生に贈る言葉

卒業生の皆さん,ご卒業おめでとうございます。皆さんは,これからそれぞれの道に進まれますが,そこでは楽しいこと苦しいこと,さまざまなことが待っていると思います。新しい世界に向かう皆さんに,困難に立ち向かい,それを乗り越えた先人達の言葉を贈りたいと思います。

まず,昨年のノーベル賞を受賞された大村智さんは,記者会見で若い学生へのメッセージとして,「成功した人は失敗を言わない。成功した人は人の何倍も失敗していると思う。失敗してもいいからやってみよう。若いうちは,1回2回失敗したからってどうってことない。」と言って学生達を激励しました。

また,以前紹介しましたが,「たまごっち」をはじめ,個性的なおもちゃを次々と企画・製作してきた横井昭裕さんは,「私は失敗しない。なぜなら成功するまで止めないからだ。」,ホンダの創業者である本田宗一郎さんは,「失敗しないことより,成功するまで諦めないことが重要。私の最大の光栄は,一度も失敗しないことではなく,倒れるごとに起きるところにある。」と言って,成功する秘訣として,あきらめないことをあげています。

 また,江戸時代の米沢藩主であり,藩再生のきっかけを作り,屈指の名君として知られている上杉鷹山は,「なせば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」,つまり,「人が何かを為し遂げようと意思を持って行動すれば,何事も達成に向かう。ただ待っていても良い結果には結びつかない。結果が得られないのは,人が為し遂げる意思を持って行動しないからだ。」と言い,成し遂げる意思を持って努力をすることの大切さを説いています。

その他にも,多くの成功者は自分自身を振り返り,「あきらめないこと,意思を持って続けること」を様々な言い方で伝えています。皆さんも,これからの人生で,自分たちの夢や目標に向かって,あきらめずマイペースで一歩一歩進んで下さい。

最後に,4月に紹介した言葉を贈ります。自分自身の心の持ち方を変えて,それぞれの夢をかなえて下さい。

心が変われば行動が変わる

行動が変われば習慣が変わる

習慣が変われば人格が変わる

人格が変われば運命が変わる

ウィリアム・ジェイムズ(アメリカを代表する哲学者・心理学者1842~1910)